2015-01-01から1年間の記事一覧

テレビ「ROCK CITY」ー1

表題は、伊藤政則さんのテレビ番組。毎週タイマー録画でチェックを始めてから、どのくらい経つだろう。始めたのは、今年の春ぐらいだったか。番組の存在自体は10年以上前から知っていたが、かつて自分自身がティーン・エイジャー〜二十歳前半こそパープル…

テレビ「ROCK CITY」ー2(終)

ところで、26日の零時の放送、900回目だったそうだ。1998年にスタート、17年に亘り続いているという、何ともシブトイ、いや違う、政則ファンに怒られてしまう、何とも力強い番組であろう。みんなに勇気を与え続けてくれる素晴らしい番組だ。毎回…

今日はジェフ・ベック・コンサート

このあと19:30から開演である。あー、忘れてた。先々週から、当日券で行こうと算段していた。今日から始まるオーディオ・フェアへも行きたかった。公演場所は、ギロッポンはZeppというところ。一回も行ったことがない箱だ。もう無理、これから行く気が起…

ザ・奏法①アルカトラス編ー1

標題は「趣味のブツを無事確保、少し幸せ」という報告である。23日、シルバー・ウィーク最終日だが、勤務先のお客様の入りは上々。夕方、休憩の合い間に携帯電話のメールをチェックすると、地元ディ○○・ユニオンから告知があった。「中古商品3点をお買い…

中野サンプラザにてライブー32(終)

歩道に止めて置いた我が自転車、強制撤去がちょっと気になっていたが無事だった。雨の日なら大丈夫か。自宅マンションまでは、中野通りに乗り、青梅街道を右折、環七へ出たら左折というルート。合羽を着ていても結構濡れちまって肌寒い、身体を温めねば自転…

中野サンプラザにてライブー31

強い雨は中々弱まる気配を見せない。ここ数日続いたような雨だった。俺は袋から合羽を取り出し着用の準備に取り掛かり、歩き出す。10秒と経たない内、靴の中へ強烈な雨水が染み込んで来て気持ち悪りぃ。グシャグシャいいながら我が自転車のありかまで歩を…

中野サンプラザにてライブー30

彼はまた、11月に来日するデフ・レパードのライブを既にチケット購入済みであることを力の入った口調で告げ「これから日本へ来る外タレは全て行ってやろうと決めた」と意気込んでいた。俺は心の中で「いいねぇ、頑張れーっ」とニヤリ、応援した。彼のこの…

中野サンプラザにてライブー29

彼は「買っちゃいましたよぉ」とフレンドーに応対してくれた。俺はコンサートは「良かったですねぇ」と切り出すと同じように「良かったですねぇ」と返してくれた。コンサートの語らいがお互い何処からとも無く始まり出した。彼は「〝ロック・ボトム〝の印象…

中野サンプラザにてライブー28

みんな一斉の帰りで通路は大混雑、ノロノロとしか前へ進めずサッサッと帰れないから面倒くさい。フロアー全体は来場者の会話のザワメキ音が轟いているのだが、俺の周囲で口を開いている者はおらず、静かな感じだった。会場から廊下へ出たとき、やや斜め右隣…

中野サンプラザにてライブー27

ステージ照明の再暗転は起こり得ず、やがてオーディエンス席も明るく照らされた。コンサート終了である。みんな一斉に席を立つ。ちらっとそれぞれの顔を観察してみた。半分以上の表情は、笑顔でなく普通だったように見えた。疲れたのだろうか。前列の二人連…

中野サンプラザにてライブー26

シェンカーさんの間奏にオーディエンスは手拍子。俺も途中からやってみた。なんか、シェンカーさんと距離感が狭まった感じ、良いもんだね。間奏中は、こちらに愛想を振り撒くということは無かった。他曲の早弾きソロならまだしも、このときぐらいは、こっち…

中野サンプラザにてライブー25

アンコールの拍手が沸き起こる。出演者たちは中々現れない。ほのかに照明が灯る無人のステージは、みなの期待に応える気配は充満しているが如く我が目に映る。そんな、アンコール実現は保証できない安堵感に居座りつつ、その中々姿を現さない「もしや、ジ・…

中野サンプラザにてライブー24

次は、スコピーの「ホリデイ」。俺にとっては、かつて1990年代の伊藤政則さんの深夜FMラジオで一度耳にした程度で馴染みの無い曲。しかしなんと不思議にも、今年4月からは勤務先のBGMローテンションで耳に入っていた。韓国人店長の選曲だ。よくもまぁこんな…

中野サンプラザにてライブー23

気に留めていたヴォーカリスト、トゥイギ―がロニー・ジェイムス・ディオの名を出した。「ロニーに捧げる」的な雰囲気なMCを発し、ディオさんムードの演奏が成される。彼はメロイックサインを高らかに掲げた。「やはり、ロニーと言ったか。聞き違いではなかっ…

中野サンプラザにてライブー22

続いては「ロックボトム」。これは19歳のとき初めて聴いたのだが、とうとう遂に、UFOの楽曲と生で対峙。今までずっとライブ盤でしか経験が無かったのだが、この機会を得るまで長過ぎる道のりを経ちまった。この日は、UFOのライブ盤で聴けるあの長いギター…

中野サンプラザにてライブー21

「ハリケーン」で大いに盛り上がったあと、シェンカーさんはギターを持ち替えた。モデルは相変わらずフライングVだが、なんと、赤と黒のペインティング。俺は初めて見たが、ファンの間では周知千万なのだろう。これは、シェンカーさん発案・企画と想像するが…

中野サンプラザにてライブー20

前回記事だが、我が友人からコメントをもらった。33年ぶりの再会という捉え方で何ら差し支え無い、という指摘だ。両者の顔合わせは33年ぶりでほぼ間違いないだろうというもの。友人よ、情報をありがとう。友人は小中学生時代に同じ学校だった。リッチー…

中野サンプラザにてライブ−19

前回の18回目で、思わぬ事実に出くわした。それは、ボネットさんとシェンカーさんは今から9年前、一緒にレコーディングを果たしていたことだ。何かイベントめいたもので数年前に共演したという曖昧な俺の記憶は、誤りだったのだ。2006年、シェンカー…

中野サンプラザにてライブ−18

演奏を終え、ボネットさんがシェンカーさんへ歩み寄り、両者はハグ。そしてお互い肩を組んだまま横に並んで、笑顔でオーディエンスへ振り向く。観客は「おおー!」と熱狂する。これまたファンが待ち望んでいた絵なのだ。俺に限らず一部ファンの脳内には、3…

中野サンプラザにてライブ−17

取上げられたナンバー、それは「デザート・ソング」だった。レコードと同じキーと声色で歌ってくれたボネットさん、同様に美しくも果かない音色でギターソロを奏でたシェンカーさん、嬉しくも見事な再現を果たしてくれた。このギターソロ、短いのだが誰しを…

中野サンプラザにてライブ−16

これ!このツー・ショット!待ち望んでいた絵だ。33年目にして、2人は遂に、人前で合体(笑)を果たした。「アソート・アタック」が愛聴盤と自負する者なら、日本人に限ったことでなく世界中のファンが夢見ていた光景である。この奇蹟の合体劇、2015年…

中野サンプラザにてライブ−15

ステージが進行する中、ヴォーカリストの存在が気に成り出した。中々のハイトーンで歌唱してみせ、観客の心を掴む術を心得たフロント・マンぶりで盛り上げ上手だった。中堅処とは察したが全く知らない。あとで聞けば、1990年代の再結成レインボーの通産…

中野サンプラザにてライブ−14

1980年にレインボーの再来日、当時の俺がそんなことは知る由もない。年月差が有り過ぎた。ボネットさんは当時32歳。35年ぶりというこの方は、ボネットさんより一回り下の大学生か新社会人だったろう。俺はといえば小学生だ。その後のお二人の話しは…

中野サンプラザにてライブ−13

やがて、もう一人のお連れさんが戻って来た。我々が話している光景を目にして柔和な面持ちで着席した。俺が話し掛けた方が気を回してくれてか、その着席したご友人に「グラハム・ボネット、何回目?」と、訊いてくれた。俺はお二人の間にあって、スリルな心…

中野サンプラザにてライブ−12

さらに話しを続けた。年齢は68歳ながら若さが失われていなかったという感想を述べると「えぇ、そうですね!すごい元気。こっちが元気をもらった(笑)」と嬉し混じりにハジケた。さぁ、ここで、ファン各位のボネット観を猛烈に知りたくなる。俺以外の人は…

中野サンプラザにてライブ−11

段々とその方の顔が左に振り向いてきた。角度45度辺りで、その方のいかにも不意な声掛けで「ん?俺か?」みたいな疑心な表情であるのが窺い知れる。俺は、怪しまれて警戒されてはいけないという想いと、振り向いてくれた事への感謝を込めて、俺に振向き切…

中野サンプラザにてライブ−10

同じこと、っていうのは、そう、ボネットさんとシェンカーさんの共演だ。黙ってこのまま二人が一緒になることなく「はい、コンサート終了」なんて寂し過ぎる。さて、次はシェンカーさんのステージだ。そのセッティング開始に場内聴衆は待機。その間、ジェフ…

中野サンプラザにてライブ−9

いやぁ〜しかし、アルカトラスのナンバーは他に聴きたいのがあったなー、「ペインテッド・ラバー」「スターカー・レーン」とか。中々取上げられない感じだが、これら光るナンバーを演って欲しかった。このあと再びレインボー時代のナンバーに戻る。名バラー…

中野サンプラザにてライブ−8

さて、面白かったのは、少しブレイクを挟んだときのことー。ベース・プレイヤーがボネットさんと交代して日本語でMCを取った。なんと女であるところも目を引くが「昔、少し日本語を勉強しました」と聴衆に向かって日本語で話しを続けた。ボネットさんと日本…

中野サンプラザにてライブ−7

19歳ぐらいのときに読んだ伊藤政則さん著「コージーパウエル」の中では、2代目ヴォ−カリストとしてボネットさんに目を付けたのはブラックモアさん(「マーブルス」時代【7年前か?】のボネットさんを想い出したそう)だという記述があり、その片腕的存在…