2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

NHK「あの人に会いたい」−14

22歳ぐらいのときこの本を古本屋で目にして懐かしくなり衝動買いをした。10年経過している。そうか、この本の題名、「愛し合ってるかい」だったな。昨日、風呂の中で思い出した。この年齢のとき改めて読んで初めて仰天な記事を発見した。それは「矢沢永吉さ…

NHK「あの人に会いたい」−13

RCサクセションの¥980の本を一時期もっていたことがある。初めて見たのは小6のとき。裏のお兄さんが見せてくれた。その本表紙のメンバーが佇む写真を目にして、派手でなんだかやりたいことやっていて気持ち良さそうだなと感じた記憶がうっすらとある。お兄…

NHK「あの人に会いたい」−12

クロッパーさんのプロデュース作品に、イギリス人ギタリスト、ジェフ・ベックの南部ソウル系の通称「オレンジ・アルバム」(’72)がある。横道にそれるが、ある記事の紹介でこの時の事を、ドラムス担当のコージー・パウエルが「ジェフとスティーヴのふたりだ…

NHK「あの人に会いたい」−11

清志郎さんの癌が発覚する前か後かを思い出せないが、NHK・BSで清志郎さんがアメリカ(メンフィス?)へ渡る約60分の取材番組が放送されたのを観た。覚えているのは、プロデューサーにスティーヴ・クロッパーを迎え、現地アメリカでレコーディングを行ってい…

NHK「あの人に会いたい」−10

「Ryu’s Bar」で村上さんが「何を聴いていましたか?」との質問に「ローリングストーンズとか、ジャニス・ジョプリンとか、ジミ・ヘンドリックスとか」と言ったあと、「オーティス・レディングとか、サム&デイブとか」と言っていた。清志郎さんは10代からサ…

NHK「あの人に会いたい」−9

この来日ライブだが、ゲスト出演者として清志郎さんが画面に映し出された。サムさんが名を呼び、清志郎さんが下手(聴衆席からみて左側)から現れた。ステージ中央のサムさんは自ら清志郎さんの方へ歩み寄り、両腕を大きく左右に拡げ満面笑顔で清志郎さんを…

NHK「あの人に会いたい」−8

僕は二十歳からバイトで働き出してから約20年間、僕の顔また声や喋り方まで清志郎さんに似ていると指摘を受けたのは8人ぐらい居る。これは多いんじゃないか。その前はサッカー選手の三浦和良さん。「カズに似ている」と床屋のおばさん等に言われた。当時の…

NHK「あの人に会いたい」−7

前日にヤフーの電子番組表ラジオ欄で「オールナイトニッポン放送記念スペシャル」があるのに気付いた。高校生、専門学校生をしていた当時この番組をちょっとかじっていた。熱心なファンではない。どのDJたちの話にもゾッコンしなかった、と云うより出来なっ…

NHK「あの人に会いたい」−6

ところでこの同時期、NHK・FMでは中島みゆきさんの「ミュージック・スクエア」という番組が月曜21:00〜22:30時(?)に放送されており、たまに聞いていた。中島さんがオールナイトニッポンを辞めたあとの番組だ。中島さんは村上さんと本で対談を行ったこと…

NHK「あの人に会いたい」−5

5年後の二十歳のとき、作家・村上龍さんがTBSで日曜夜11時から「Ryu’s Bar」という30分トーク番組をやっており、ゲストに清志郎さんが出たのを見た。村上さんが「二十歳前からストーンズが好きで洋楽ロックを聴いて来て、日本のロック・バンドは聴かなかった…

NHK「あの人に会いたい」−4

初めてRCサクセションを知ったのは、少6。裏に住む2つ上のお兄さんが清志郎さんが好きで「トランジスタ・ラジオ」を聴かせてくれた。いま大人である僕がこの時の感想を代弁すると「楽曲は良かったが、声と歌い方が受け入れられない。なんか怖い。反社会的な…

NHK「あの人に会いたい」−3

23年ぐらい前か、あるとき、見知らぬ土地で時間潰しか何かしていたときだった。不意に目に付いた本屋へ入り、自分の関心からはまだ程遠かった邦楽の音楽雑誌を手に取りペラペラ捲った。すると、泉谷しげるさんのインタビュー記事が目に入った。「清志郎は社…

NHK「あの人に会いたい」−2

清志郎さんは母が再婚して生まれた子供であること、そして清志郎さんが3歳ぐらいのとき母が亡くなったという事実に暫し我が思考は奪われた。全く知らなかった。そして驚いたというのは、清志郎さんが社会性のあるテーマ、中でも戦争がらみを取り上げる理由で…

NHK「あの人に会いたい」−1

これは早朝5:40〜5;50の10分番組である。数年前までタイマー録画でチェックして見ており、ハードディスク内に24人分溜まったらEPモード(4時間)でDVDに焼いていた。再度見直して、自ら抱える悩みと云おうか何と云おうか、そう云った問題に対してこの方た…

2012年5月8日(火)

午前中、足裏の指圧のレクチャーを受けに行く。押す所あちこち痛い。僕だけでなく他の生徒さんも痛がっている。一口に「痛い」と云ってもそんじょそこらの痛みとは訳が違う。「世の中にこんな痛みがあるのか」とそれまで知り得なかった痛みである。先生が、…

LP「RUSH/SIGNALS」(続)−19<完>

試聴会はここで終了。まだ残りがあり俺は継続しようとしたが、店員の方から解説があった。今回試聴は、アンプが超高級品であることを教えてくれた。価格¥100万である。最高のアンプに高レベルのスピーカーの、理想のセットで聴いたことになるという説明であ…

LP「RUSH/SIGNALS」(続)−18

「すぐ聴けますけど、お持ちのCDはありますか?」と別の店員が穏やかに申し出てくれた。この店員も俺がメール連絡した事情を知っていたようだ。「じゃぁ、これお願いします」とCDを渡すとプレイヤーに掛けてくれた。一曲目は、グラハム・コリアーを聴かせて…

LP「RUSH/SIGNALS」(続)−17

部屋を出る。流石に自転車では大変な距離、井の頭線を使う。新代田駅の陸橋上、改札前でヘルパー(訪問介護員)のSさんと遭遇する。ちょっと話して分かれる。10分ぐらい待って吉祥寺行き各駅停車に乗った。吉祥寺駅に着いて改札を出ると工事中だった。うまく…

LP「RUSH/SIGNALS」(続)−16

先月の3月下旬、吉祥寺の某オーディオ店へ出向いた。ここはB&Wの特集を組んでいた。数日前にメールで「こちらがレコードやCDを持参して試聴するのは可能ですか?」と尋ねた。HP上では試聴可能であると載っている。翌日「どうぞ、お持ち下さい」と返信が来た…

LP「RUSH/SIGNALS」(続)−15

当時恵比寿勤務先近くに、一応オーディオに詳しそうなオヤジさんの古道具屋があった。オーディオ機器は多く揃っていた。ここでビクターのレコード・プレーヤーを¥27500で買った。「ダイレクト・ドライブだから壊れにくい代物。クオーツロックシステムだから…

LP「RUSH/SIGNALS」(続)−14

宝物を逃がしたり失ったりしては、本当の出会いを果たしていない。全ての音と向き合ってないと、レコードを体験するという素晴らしいその行為は半減してしまう。この機会を得て、良い機器で聴かないといけないという考えが固まった。レコードを製作したアー…

LP「RUSH/SIGNALS」(続)−13

当時、イギリスのプログレシッヴ・ロックとハード・ロック一辺倒だった俺は頭から「ポップなものはこだわりを有していないからつまらない、軽い。聴くべきではない」と決め付けていた。安井さんの影響もある。クラシック以外はいろんなポップ・ミュージック…