2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン」⑩終

ラボリエル氏は、前述のアルバムに5曲参加しているらしい。父はミュージシャンであり音楽教師。小さい頃、父の演奏旅行についてまわり、主に南米が多かった。それで、いろんなリズムを聴いて覚えたという。氏の独特なベース演奏は、この頃に培ったとのこと…

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン」⑨

「アルバムに参加したベース奏者のエイブラハム・ラボリエルを訪ねた」と突如ナレーションが流れる。俺は目が点になった。そして画面にその風貌が現れる。黒人で年齢は70歳ぐらいだろうか。ナレーションは「セッションマンで5000曲ぐらいレコーディン…

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン⑧

このアルバムを聴き直すために入手したのは今からもう2年半前だ。アルバムの出来の良さを思い知らされた俺は「もっと早くに気付けばよかった」と悔しく思いつつ何度も針を通し、そのうち「いいベースだなぁ」とB面の1曲目と2曲目を繰り返し聴くようになっ…

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン⑦

なんと、意表を衝かれたのは、エイブラハム・ラボリエル、という人が画面に現れたことだ。番組の突撃取材インタビューだ。凄いね。カールトンさんのアルバムに係わった話し、生い立ちが聞けた。この人の名は、ドナルド・フェイゲンが1982年に出したあの…

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン⑥

″そうか・・・そうだったのか・・・″と、思い知らされた答えも聞いた。「アレンジャーやプロデューサーに納得いかないプレイを求められることもあった。しかし、彼らの目的を達成させることがわたしの仕事だと理解していたから、その通りプレイした。あとふたつあ…