2017-01-01から1年間の記事一覧

最近ゲットした音

ご無沙汰である。なんとも早一ヵ月半もサボってしまった。ネタはあったのだが疲れているのと時間が無くて書かなかった。疲れ方は、頑張れば書ける、ぐらいの程度だ。しかし、書くとなると音楽が聴ける時間を失う。さて、3週間前はLPとCDを売却しに新宿へ出…

藤井聡太四段ー5(終)

試合内容を解説者の佐藤会長と中村6段は上手い指し回しだったと振り返った。解説者らは対局場へ同席、森内氏と藤井氏の感想戦が始まった。5、6手が進んだところだったか、会長が森内氏に「矢倉は作戦でしたか?」と問うと「はい、想定してました」と応え…

藤井聡太四段ー4

藤井氏が仕掛けた。森内氏は考慮時間を使って手を読む。中盤で藤井氏より多くを費やし考慮時間は半分以上の差が出る。藤井氏の着手は早く攻勢の手を緩めない。森内氏がとうとう反撃に角を出た。藤井氏は構わずに森内陣を目掛けて、単騎の銀が動いた。攻めが…

藤井聡太四段ー3

2人の試合に戻ろう。戦型は中村大地6段の予想通り、矢倉の出だしとなった。藤井4段は相手の得意を避けない、と話していたのは事実だった。がっぷり四つに組み合うのかと眺めていたら、藤井氏は△6四歩と指した。矢倉戦における偶数の歩突きは、先んじて攻…

藤井聡太四段ー2

彼の言動を見聞きしていると25歳ぐらいの青年と俺にはみえる。27連勝中の頃だったか、昼のテレビを見ていると、師匠の杉本さんが出演していた。小学生の頃のエピソードが披露された。当時の大会で反則負けを喫したことがあるらしい。号泣したのだという…

藤井聡太四段ー1

話題の名古屋出身の中学生棋士である。最近10数年ぶりに再会した将棋の知り合いのFさんから「今度のNHK杯では藤井VS森内の一戦が行われる。しかも生放送とのこと。知っていると思うが念のため通知を」とのありがたきメールが届いた。俺は全く知らなかった…

初めてっぽいー1

先日、中古レコードを渋谷で買った。カーペンターズである。初めて見る国内盤2枚組みである。曲目リストに「マスカレード」なる文字があった。この楽曲が大好きな俺は即買い。この楽曲が収録されているレコードでのベスト盤、これは存在しないと諦めていた…

LP「チャカ・カーン / 恋するハプニング」

月曜日、出勤前にゲット。USオリジナル盤、底抜けダメージ品¥450。前日に特価¥100のCDを300枚放出なる告知メールが来たのだが、このときは行く気はなかった。しかし、翌日の月曜日の午後、行く気が起きてきた。いつもの出勤時刻は13:30ぐら…

ラジオ・ビバリ−ヒルズ

先月の同番組で、高田文夫さんが志村けんさんのことを話していた。これが凄かった。その志村さんが高校生のとき、同級生の女子からビートルズの武道館ライブのチケットを「お前より俺のほうがビートルズを観てきたことを上手にみんなに伝えることが出来る。…

偶然

大した偶然ではない。が、一瞬我を忘れさせる、「なんだ?これ?」と、ぼんやり不思議な現象が俺の身に起こった。最近、「カン」というドイツのロック・グループのCDを¥350という安さに釣られて買ってしまった。ディスクガイドに載る名盤の類いだ。19…

ダブル・ヘッダー:5

子円歌さんは円歌さんの弟子である。円歌さんが司会をしていたとき「初めての女の弟子を取った」と話していたのを覚えている。他界される数年前、この番組で子円歌さんが司会で円歌さんがゲスト出演したのも見た。師弟共演である。テレビではこれが最後の共…

ダブル・ヘッダー:4

池袋に到着。ネットにあるアクセス地図で見たよりもエライ近い。池袋西口の地上出口に出れば、すぐ前方には交番、その後ろのビルに「池袋演芸場」の看板がイキナリ目に入る。歩いて1、2分だろう。当日券を買う。受付の案内譲が言った右横の地下階段が見つ…

ロイ・ブキャナンからサム・クックへ

地元のユニオンでは先週から¥450でロイ・ブキャナンのライブ盤が売られていた。昨日、ユーチューブで聴いてみた。ん〜良かった。若い頃はトッツキニクく、5年ほどの所有期間を経て売却。本日、帰る前、買うために店へ寄った。が、無かった。よりによっ…

ダブル・ヘッダー:3

昼下がりから始まる子円歌さんの出演から見ようと決めた。小一時間の余裕がある。雑用を想い付き、手を付ける。瞬く間に出発の時刻を過ぎてしまった。俺は小さいときからこれが多い。治らない、一種の病気と化していることを認めざるを得ない。急いで駅へ向…

ダブル・ヘッダー:2

アサダ2世さんは、先月6月に行く予定を立てたが、うっかり忘れてしまった。そこで今回チェックしたら、この日に丁度よく重なった。場所はアサダ2世さんが池袋演芸場、なすなかにしさんは新宿角座。先ずは池袋、次に新宿という順のダブル・ヘッダー決行で…

ダブル・ヘッダー:1

14日、この1日で2ヶ所の演芸場を回った。人生で初だ。贅沢に時間を使ってみたい気分に駆られ、その前日に演芸場回りの決行を決めた。実際に敢行し、どれぐらい楽しめるのか、または気が済んで納得できるのか楽しみだったが、大満足とまでには至らなかっ…

記録更新

最近は、記録更新のニュースが目立つ。先月か、将棋界の30年ぶりの28連勝達成が先ずは感動か。惜しくも30連勝とはならなかったが、30年ぶりに30連勝、という記録更新はとても語呂が良かっただけに悔しい気分が先立つ。しかし、14歳という若さで…

三軒茶屋将棋倶楽部ー6(ようやく"終″)

先生自身があんこ好きであることを俺が知っているというのを覚えているのが嬉しいではないか。当時、先生はあんこが好きであることを来場客に公言していたから、知っている人は多いはずだ。さて少々の談笑にひと段落した。道場内は子どもたち5人ぐらいの稽…

三軒茶屋将棋倶楽部ー5

2階だ。廊下に入り奥へ進む。突き当たりの左にある一室だ。ドアは開いていた。「いらっしゃるかなぁ」と少々気恥ずかしくもスリル感は続いたまま、ゆっくり覗いた。先生の後ろ姿が見えた。子どもたちの指導中だった。出入り口に人がいる、つまり俺の気配に…

がんへの認識ー5(終)

ニュースでは、がん治療の体験を持つ赤坂さん(39)という女性が取材を受けていた。29歳のときに乳がんだとわかった。当時は医師の間で治療後の妊娠・出産に対する知識は浸透しておらず一時的に影響が出るものの不妊になる心配はないと説明された。しか…

がんへの認識ー4

さて、学会が示す具体例は①乳がん②子宮頸がん③精巣がんの3つ。①は摘出手術後の抗がん剤治療開始、最大12週間遅らせて卵巣から卵子を取り出し凍結保存をする②は腫瘍の大きさ・場所によっては子宮全体を摘出せず治療後に妊娠できる可能性を残す③は少なくと…

がんへの認識ー3

「がん」がもたらす苦痛というのがある。症状がかなり進んでいる「がん」である。この苦しみは先述の治療法で脱するしかないと思った。Fさんも「そういう場合は話しは別。末期症状ではない健康さを残している身体に用いるのが問題」であり「共存していくとい…

がんへの認識ー2(続く)

夜に帰宅後、タイマー録画した前日の19日のNHKニュース・セブンをチェックした。すると、なんと「がん治療」のニュースが5分未満か、取り上げられていた。さっき、Fさん宅で「がん」の話しを聞いたばかりである。俺は思わず引き込まれた。日本癌治療学界…

がんへの認識ー1

昨日であるが、一ヵ月半前に約束していた再会を果たした。友人よりは知り合いという言い方がふさわしいだろうか。この方はFさんという。町田市在住だ。かつては俺が幼少期から23歳まで過ごした地域。この町田へ俺は赴いた。昔の将棋の思い出話しに興じるつ…

三軒茶屋将棋倶楽部ー4

店のご主人は70歳半ばやに見えた。その5個入りの箱をゆっくりと丁寧に包装紙で包んでくれた。ご主人よると、梅入りの手製はこの店だけで、他ではやってないとの話しだった。ここは羽根木公園の近くで、この公園には梅が植えられており、毎年、梅祭りがあ…

三軒茶屋将棋倶楽部ー3

こうした記憶が働いたのだろうか、俺は先生に会いたくなった。会って「お疲れさまでした」と言いたくなった。過去お世話になった感謝の念が下敷きにあるのだ。その夜、ネットを見詰めながら、先生の勝負師生活の終止符に「お疲れ様でした」と、明日は道場へ…

三軒茶屋将棋倶楽部ー2

いま思えば、世田谷区に将棋道場はいくつかあったものの、三軒茶屋という自宅から自転車で行ける近場に存在していたことは幸運に恵まれていた。この環境に感謝しよう。そういえば何故に三軒茶屋で道場を構えたのか、先生自身から聞いたことはなかった。今度…

三軒茶屋将棋倶楽部ー1

本日、久しぶりに行った。プロ棋士の将棋道場だ。いまでは子供のみに開かれた道場で、大人は指せない。極くたまに日本将棋連盟のホーム・ページを閲覧するのだが、三軒茶屋将棋倶楽部を経営するプロ棋士、宮田利男先生が引退するという情報に出くわした。ま…

最近の「ベストヒットUSA」

いつからだろうか、いまのヒットチャート情報には重きを置いていない。番組スタイルが様変わりした。これがとても良い。この番組がスタートした当初、つまり1980年代シーンがなにかと話題になる確率が高いが、温故知新といった古きポップ・ミュージック…

ぴろき イン 三軒茶屋

自転車で三軒茶屋を走っていたら、呼び捨てをしてしまうが「ぴろき」を見た。髪の毛は、あのまんま。表情はテレビとは違い、なにやら小ムズカシそうにしていた。歩道と車道の境界を早歩きしていて、前を見ては振り返り、前を見ては振り返り、を繰り返してい…