2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン⑤

ナレーションでは、なんと、ジョニ・ミッチェルのアルバム「ヘジラ」に参加したという。「えっ?!」である。20歳ぐらいのとき、渋谷のハンターで¥700で買って以来、30年間ずうっと所有している。渋谷陽一さんのディス・ガイド本で知って勉強のため入手…

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン④

カールトンさんは、名前を変えて再スタートを図っていたクルセイダースという黒人のジャズ・ミュージシャン・グループに白人1人として在籍していた。6年ぐらいだったらしい。俺も30年前にクルセイダースのライブ盤(1974年リリース)を聴いて知っていた。…

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン③

遅れたが、今回取り上げられた曲は「ルーム335」である。大有名ナンバーで、アルバムを飾る冒頭曲だったかと思う。番組は、カールトンさんにこの曲が生まれた経緯を尋ねる。「スティーリー・ダンにセッションで関わった″ペグ″がヒントで出来た曲です」と話し…

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン②

俺はフュージョンは甘っちょろいという印象を一年前まで持っていた。が、この人は「そうじゃない」と思った。一年前か、ユーチューブで70年代のカールトンさんのライブ映像を視聴したときだ。そのギターソロといったら、それはそれはめくるめく情熱で弾き…

TV「ソング・トゥ・ソウル」 / ラリー・カールトン①

この番組はアッと言う間に録り貯めてしまう。ラリー・カールトンは今年一月頃の放送だが、最近漸くチェック。番組は、またしても、アーティスト宅までの直撃訪問をやってのけている。イイネェ。さて、その自宅のドアが開くと、カールトンさんが笑顔で出迎え…

俳優④

まじめな顔つきで「テレビのドラマは演技するものだが、舞台では、演技というのものは、解体していく作業です」と話していたのはよく覚えている。むずかしくて理解できないが、魅かれる話しではないか。他にもたくさん興味深いことを言っていたはずだが思い…

俳優③

目と目があったのは今回が初めてだ。では、過去のご対面劇はというと、お互い間近な距離、つまり、すれ違いは5回ぐらい、近い距離6回、他は離れた距離での遭遇だ。地元の知り合い何人もが、この方を目撃している。「私、何度も見たわよ」「先週、俺、見た…

俳優②

実は、この方は、この25年の間で15回ぐらい見掛けている。やがて、自転車に乗るその俳優と俺の距離の差が縮まる。お互い向き合うような格好だ。両者の間が1メートルになる。目と目が合う。ほころんだ顔の俺はさらに笑みを作り会釈した。そりゃしなきゃ…

俳優①

一昨日、LPレコードを探しに毎度の店へ行った。茶沢通り沿いのある店だ。店前の歩道に自転車を駐輪する。少し屈んで鍵を掛け、終わって頭を上げる。前方に目をやる。自転車が向かって来る。数十メートル先だろうか。自転車の乗っている人がいきなり誰だかわ…