2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

キャバレースワンの涙−10

題名からすると、主役は飼い主と考えていいだろうか。この飼い主とポチを軸に別なドラマ設定も加わって芝居は進行し、その合間合間に歌が挟まれた。歌われたその数は21曲、昭和歌謡が数多く占め、各劇団員による熱の入った歌唱が披露された。9曲目は、サ…

立て続けにー5

ほぼ闇に葬りされていた記憶だ、こんなこと想い出すなんて。記憶とは、凄いものである。もしヴァン・ヘイレンのこの「ダイバー・ダウン」全曲をこの中学生時分の感性で聴いていたら、自分は何か目覚め、違った人生なぞ歩んでいただろうか、大袈裟ながらそん…

立て続けにー4

これは、ラジオに魔法を掛けられた、といえる。なんと素敵な魔法であろう。いまだに掛けられたい俺である。さぁ、誰の何という曲なのか待ち構えているも、CMに入ってしまった。結局わからず仕舞い。「嗚呼!」と、大きな獲物を逃したかのごとく落胆したのを…

キャバレースワンの涙−9

言い遅れたが、飼い主は二十歳前後の男である。この両者、魂は男女でありながら、生を受けている姿が異なる。しかし、一日間、ポチの願いが叶って、ほんの一瞬であったが飼い主と心が通じ合うに至った。果たして、通じ合ってよかったのか、通じ合ったがため…

立て続けにー3

ヴァン・ヘイレンの「ダイヴァー・ダウン」は、何週間か前、ユーチューブで各アルバムを一通り飛ばし飛ばし聴いてみたら、これが一番良かったから買った。ギターサウンドが例の左チャンネルから出ず、ステレオだったのが決め手だが、一曲目のリフが良い。ヴ…

立て続けにー2

UFOの「ライツアウト」、とにかく現スピーカーで聴き直したかった。シェンカーのエッジの立ったバッキングがカッコイイわけだが、わがスピーカー、果たして、どのくらい忠実に再現してくれるだろうか。しかし聴いてビックリ。さぞかしカッコイイだろうと構え…

立て続けにー1

最近、レインボウのベスト盤を\100で買った後、一週間経たない内にUFOのベスト盤(「ハイレベルカット」)をこれまた\100で、その数日後にはヴァン・ヘイレンの「ダイバーダウン」のLPとヴァンデンバーグの1984年初来日ライブのDVD合せて\3200…

キャバレースワンの涙−8

どういうストーリーか聞かされておらず、何もわからないまま劇の進行を追う。中盤から少しわかり出した。飼い犬のポチが一日間だけ、人間の姿に変わり、言葉をしゃべれて飼い主と話す。ポチという♂の名だが、小学生ぐらいのかわいい女の子であった。飼い主は…

キャバレースワンの涙−7

ほぼ満席にもかかわらず、前列へ着席できた。注文を訊かれ、ビールと答える。飲みながら、周囲を見回す。壁に、小さい模型ワニ、天井には、でかいのが張り付いていた。どちらも黄金色でゴージャスだ。ステージの背後、横には鏡が張り巡らされている。電飾は…

キャバレースワンの涙−6

この店は当時、ここから近くの消防署の向かいにあるJR線架橋下に並ぶ店たちと混じって営業していた。あれ?28,9年ぶりって、店主とも実に28,9年ぶりに再会したということか。いや、どうかわからない。さて、「クロコ」へ。ちょっと歩き、見付けた。…

キャバレースワンの涙−5

店内はワールド系が目に付いたが、全ジャンル揃っていた。外盤ばかりで値段は高めか。5分ぐらいで店を出た。この店は、一週間経って思い出したのだが、2回行った経験があり、なんと、一枚買ったことがあったのだ。28,9年前、キャプテン・ビヨンドのフ…

ん?どうなってんだ?

先ほど一時間前、渋谷陽一さんのラジオが少し耳に入った。メタリカの最新アルバムが掛かっていた。メタリカとはへヴィ・メタル・グループである。「何で掛かってんだ?」と思いつつ、曲が終わる。渋谷さんの開口一番「いやぁメタリカ、良いですね」だった。…

三浦9段のニュース

4,5日前の朝だ。いつもように出勤前にパソコンを開く。オヤッというニュースがある。将棋関係だ。三浦9段が不正を働いたというのだ。一部の棋士から対局中に将棋ソフトを使用したという疑いが出て、日本将棋連盟が三浦9段の年内の棋戦は出場を停止させ…

キャバレースワンの涙−4

行き同様、今度は左折の車に注意を払い3台を見送ってから、道路上に白いラインの入った自転車道で246を横切る。歩道橋に目をやると、みんな行儀よく上っていた。この自転車道はその昔、歩行者も渡っていたが、現在は規制が働いているようだ。俺は、上が…

キャバレースワンの涙−3

夜から出掛けるのは久しく無かった。電車内の座席シートは乗客たちで埋まっていた。世間は何かと動いている。渋谷に着く。「クロコダイル」は明治通り沿いだ。西口のバスターミナルへ出て、国道246のルートで進む。明治通りと交差する前の、かつては東横…

キャバレースワンの涙ー2

行われる場所は、渋谷にあるライブハウス「クロコダイル」。爬虫類のワニのことだ。28年前から知っている。当時は雑誌でこの文字をよく目にしたものだから結構有名なはずだ。が、俺はこれまで1回も行ったことがない。渋谷区で約10年に亘り労働していた…

キャバレースワンの涙

表題は演劇である。副題「リアルスチューピッド・僕は丘の上で泣いちっち」という。昨日、観た。第二部の夜9時スタート。この時間帯からライブを観たという経験は無い。家を出て、行われる場まで行く途中はなにやら胸騒ぎがしていたように思う。こういうス…

一長一短:2

「ファーストなら素朴だし所有していてもいいかな」との想いに囚われて入手予定でいたのだが、このベスト盤、スタジオ3作目からは「バビロンの城門」「キル・ザ・キング」がセレクトされており、特に「バビロン・・・」は聴きたく魅力的であった。どうする…

一長一短:1

渋谷のディスクユニオンが9月に改装リニューアルしたらしいが、今月に入り行く機会があった。入店してみると、そんな変わってないと見受けたが、木目調の床と壁が新たな内装か。LP特価¥100コーナーをチェック。昔のロック・グループ「レインボウ」の2…

グラハム・ボネット新譜(続)

昨日、グラハム語録のひとつを折角思い出したから記して置こう。忘れても記しておけば安心。「俺は歌詞を覚えるのが苦手(嫌いなんだ)」だったと思う。はぁそうだったのかぁ。俺はハッと思い出した。1984年の二度目の来日の模様を収めた「パワーライブ…

グラハム・ボネット新譜

先週、ついでの用事で、地元ユニオンへ入り、HR/HMのCD新入荷コーナーを眺める。なんと、ボックス仕様のアルカトラスが陳列されていた。外盤である。手に取り、見る。過去の4作品すべてと、ライブ映像と書かれたDVDが収められていた。「よく出たなぁ」とい…