キャバレースワンの涙−5

店内はワールド系が目に付いたが、全ジャンル揃っていた。外盤ばかりで値段は高めか。5分ぐらいで店を出た。この店は、一週間経って思い出したのだが、2回行った経験があり、なんと、一枚買ったことがあったのだ。28,9年前、キャプテン・ビヨンドのファースト、アメ盤オリジナルの3Dジャケを\10000で買ったのだ。当時のバイト先で小遣いとして社長から3万円をもらったのだ。「給料安くても小遣いやるから。これでソープランド行けるな」と財布から3万円を出し、俺に手渡した。俺はその金で、このファーストを買った。当時39歳のロック好きの安井さんという男の教わり、真似して買ったのを覚えている。
buddy guy i suffer with the blues(1967年作品。みんな、これ聴いてぶっ飛びましょう。バディ・ガイはご高齢である。俺は渋谷のクアトロで、20年ぐらい前か、観た。前の客らがケンカ騒ぎに発展しそうなのを、バディさんは一瞬「ん?!ケンカか」みたいに少しだけ神妙な顔をしてからハニカミつつ、そういつらに「おいおい、ほらほら、やめな」となだめていた。当時、ブルーズにドン臭い俺でも、歌とギターは凄さを感じた。本物と感じた。255)::: https://www.youtube.com/watch?v=aZhy92zulYc