立て続けにー2

UFOの「ライツアウト」、とにかく現スピーカーで聴き直したかった。シェンカーのエッジの立ったバッキングがカッコイイわけだが、わがスピーカー、果たして、どのくらい忠実に再現してくれるだろうか。しかし聴いてビックリ。さぞかしカッコイイだろうと構えていたら、記憶にあるあのギターが聴けなかった。ベースの音が目立ち、ギター音は消失してしまった感じなのだ。「あぁん?!なんじゃぁ」。こんなことあんのか。これが相性ってやつかな、よくわからない。米国製のマキシマイザーをいじった。ベースを軽くしてみる。少しギター音が浮かび上がったか。こういう聴き方は好きじゃないから途中で止めた。他の曲を聴く。マイケルのギターの音圧はビンビンに溢れている。ありゃ?こんなに音デカかったっけ。記憶の中ではここまで大きくなかった。スピーカーのせいか。この音量までギター音が際立つ録音は、ハードロックグループ群の中でも上位に来るだろう。フィル・モグという看板ヴォーカルがありながらギター音がここまで際立たっても、「ギターが目立ち過ぎ」とメンバーが文句を言えないって辺り、マイケルの凄さはここだろう。
UFO / This Kid's including Between the Walls (ベスト盤には、これが入ってないんだよ、ったく。17)::: https://www.youtube.com/watch?v=6QLcjUII46E