キャバレースワンの涙ー2

行われる場所は、渋谷にあるライブハウス「クロコダイル」。爬虫類のワニのことだ。28年前から知っている。当時は雑誌でこの文字をよく目にしたものだから結構有名なはずだ。が、俺はこれまで1回も行ったことがない。渋谷区で約10年に亘り労働していた時期ですら、どこにあるか知らなかった。まだ存在していることに驚きを覚えつつ愛着感が湧いた。どんな感じか見てみたくなるのは人情というもの。自転車で行こうとしたが何やらこの日は寒い。すぐ体調を崩す体質を鑑み、電車で渋谷まで。20:30頃の到着を予定して、20:10に家を出た。
Rainbow - Kill the King - (Remastered 2016)(13年ぶりぐらいか、昨日、LPで聴いた。B&Wで聴いてみて、今までの印象と大分違った。こりゃ、ロック・キッズの心は鷲掴みされるわけだ。左右のチャンネルからロニーのヴォーカルが聴こえて来る。コーラスのハイ・トーンのヴォイスもクリアーに聴こえて来るのは「おお!」とまさに内なるロック魂を呼び起こされちまう。コージーのスネアやシンバルも派手に左右で鳴っている。ギターも音がデカい。このハードなノリの演奏に「もっとのけ反ってもらおう」とその録音の加工をハードに仕上げつつ知的さを内包する演出は流石だ。ベスト盤では、このあと「ア・ライト・イン・ブラック」が掛かる。音量というか音圧が一気に下がった。ベスト盤ということで、なにかミキシングやらいじったのかなぁ、いや、そんなことできんよなぁ。だとしたら「ロング・リブ・・・」のプロダクション(録音)がパワーアップというか進化した感じになるが、ファンとしてはそこは大いに狂喜させられるとこだなと今更ながら想いを馳せた。なお、「ライジング」も「ロング・・・」もプロデューサーはマーティン・バーチだが、後者のレコーディングで更に偉く腕を上げたと思わせる。1978年作品。102):::https://www.youtube.com/watch?v=xk-TH2ajoM8