2012年5月8日(火)

午前中、足裏の指圧のレクチャーを受けに行く。押す所あちこち痛い。僕だけでなく他の生徒さんも痛がっている。一口に「痛い」と云ってもそんじょそこらの痛みとは訳が違う。「世の中にこんな痛みがあるのか」とそれまで知り得なかった痛みである。先生が、指圧で「足の裏としっかり対話して下さい。身体の悪い所を教えてくれます」と言う。僕の体はあちこち悪いということだ。勿論、通院しているといった病気は抱えていない。腰が痛い、首や肩が凝る、関節が硬い、極少の下痢気味、などのレベルの症状である。このまま中高年齢者に達しら今の痛みは増幅するに違いない。それは日常生活上とても困難が付き纏う。それは避けたい。レクチャー中、先生は「血液の流れが悪いから各器官や関節に支障を来す」と繰り返す。ふだん自分は運動しないから血の巡りは良いとは言えまい。運動も良いかも知らんが面倒だ。当面、足裏の指圧で正常な体調を取り戻したい、足裏のツボについてちと勉強しないといけないが..。足裏には各内臓・器官の反射区が決まっている。反射区とは、指圧して利くツボの事を指し、たくさん備わっている。今日も知識を蓄えた。すぐ忘れないようにするのが大切。このあと、某ユニオンに入り、40分ぐらい掛けるも目ぼしいモノは出て来ず。次は三軒茶屋へ。飲食チェーン店で腹ごしらえをする。メニュー写真の見た目の美味しさとは異なり面白くない。しかし残さず食す。支払いを丁度で出し店を出る。そしてキャロットタワーを目指す。2日前の日曜日、ネットで、渡辺真知子さんがFMせたがやの公開生放送ででDJをやっていると知ったのだ。4時間と長丁場である。放送終了まで座って見届けた。この様子は別枠で記したい。キャロットタワーを出ると、なんか真直ぐ帰りたくない。ちょい遠めだが、中目黒のブックオフ店へ行く。246号線から山手通りに乗り、その通り沿いにある。欲しい文庫本があるのだ。最近、近場のブックオフ5件へ行くも、\100のが全く無かったり、お目当ての翻訳者のでなかったり、厚めのお得番がなかった。モノは、「サンテグジュペリ星の王子さま」「安岡章太郎:ガラスの靴」「芥川龍之介:〝歯車〟が入っているやつ」。ヘッセのデミアンは最近きれいな\100本で入手。確認のためネバって\100の文庫本コーナーに再び目をやる。すると「三好春樹:老人介護 常識の誤り」というのに気付いた。手に取る。著者の顔写真が載っていた。この人は知っていた。NHK3チャンネルで土曜日に「介護ワンポイント・レッスン」という5分番組でレクチャーしていた人だ。話し方がシンプルで良かったので毎週タイマー録画でチェックしていた。これを購入。帰りの道中、淡島通り沿いの古道具屋に寄る。バイク用ゴーグルが売っていたがそのチェックのため。ちと古い代物で購入に至らず。シモキタに近付き、某レコファンへ行こうと一瞬思ったが止める。人が沢山いるのが気分的に嫌で、人の少ないルートを選ぶ。世田谷代田のポツンとしたコンビニに寄る。塩せんべいとアーモンドチョコ\210購入。財布がカバンの中から中々出て来ない。「お財布お忘れですか?」とおばさんが優しく冗談交じりに言う。「いや、ちょっとカバンの中を配置換えしたんですよ」と答える。小田急線の踏み切りで、やっぱり掴まる。案外早く2本走ったら遮断機が上がった。帰宅は18:35。予定より結構遅く「ありゃ。こんな時間」と少し勿体無い感に襲われた。