中野サンプラザにてライブー32(終)

歩道に止めて置いた我が自転車、強制撤去がちょっと気になっていたが無事だった。雨の日なら大丈夫か。自宅マンションまでは、中野通りに乗り、青梅街道を右折、環七へ出たら左折というルート。合羽を着ていても結構濡れちまって肌寒い、身体を温めねば自転車に乗ってラレーン(La Lane:keith jarett)。中野通りで自販機を発見すれば途中停車、ホット・カフェオレを一気に飲み干した。喉の渇きを自覚。そうか、Tさんと茶店に入って喉の渇きを癒やしながらライブ談義の続行という発想をなぜ持ち得なかったのかと自分を責めても「とき既に遅し」。帰りの自転車運転を再開。人っ子一人居らず、車の数もひっそり、通りの街灯は暗く寂しさが増す。雨だけ立派に降り続け、合羽に打ち付けるその強い雨音がひときわ大きく耳にささる。その「パタパタバタバタザザザズズー」という雨音をBGMに運転しながら、Tさんと話したことを振り返った。見ず知らずの他人であっても、同じライブ体験を確認し合い、想いを共有したことで、このコンサート体験がとても味わい深いものになったと確信した。ときどき想い出すとしよう。
チューン:The Jeff Beck Group - Girl From Mill Valley(いいねぇ。急に想い出した。中古レコードで探しちゃって、また買っちゃおうかなぁ11215) → https://www.youtube.com/watch?v=wnUZlRdUx8c