テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑯

「ソング・トゥ・ソウル」の放送から2ヵ月後、8月23日、これまた毎週タイマー録画している小林克也さんの「ベストヒットUSA」、なんと″ジャンプ″を取り上げた。克也さんは「33年前のいい曲をやろうじゃないかということで、ヴァン・ヘイレンのジャンプ…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑮

帰宅後、さほど期待せず、針を落とした。冒頭から素晴らしかった。そして″ジャンプ″が素晴らしい。次の曲も良かった。あっという間にA面が終わった。このレコードは実に良いサウンド・プロダクションだったことを自覚、大いに気に入った。ジャケット裏のクレ…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑭

20代半ば、これが懐かしくなり購入してみたことがある。「ジャンプ」と「ウェイト」以外は肌に合わなく感じで集中できずダメで頭が拒絶反応を起こした。こうした印象を忘れていなかったものの、俺は「1984」を手に取り、レジへ進んた。アメリカ盤のオリジ…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑬

この放送から遡って約3ヶ月前、3月28日だが、「1984」を¥100にてハードオフで買っていたのだった。その半年ぐらい前には「ダイバー・ダウン」を買っていた。カヴァー曲の″ダンシング・イン・ザ・ストリート″が入っているからだ。アルバムを一通り聴…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑫

ベースのアンソニーは登場しなかったが、このビッグなバンドのメンバーが真摯に答えてくれたことに「ありがとう」と礼を云いたくなった。実に気持ちのよい人たちだった。最後にはテンプルマン氏が出てきて「私にとってもっともユニークなバンドのひとつだ。…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑪

各メンバーの興味深い発言が続く。デイブは「ヴァン・ヘイレンは雑多な要素の″寄せ集め″である点では米国空軍並みだ。聴いたこともない要素の混ざった寄せ集めさ!俺たちは流行に関係なく活動してきた」。アレックスは「ひとつのかたちに固執しなかったこと…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑩

物議をかもしたというこのジャケットへの批判的な意見に対して、ルナス氏は「持たせたのは、シガレットチョコよ。2〜3歳の子にタバコを持たせるわけないわ。タバコの箱が見えるけど、使ったのはシガレットチョコの箱よ」と答えた。30年以上の月日が流れ…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑨

そのモデルの子どもの写真が現れた。いやぁ似ている。当時、子どもがタバコを持つこのイラストは物議をかもしたとのことだ。中学生当時はつゆ知らずで、カッコイイとしか頭になかったな。ちなみに、「1984」がリリースされた3年前の1980年、ブラック・サバ…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑧

見る者に強い印象を与えるアルバム・ジャケット、天使のイラストのデザインだ。当時は雑誌でもテレビでも頻繁に目にした気がするが、俺も「ナウいなぁ」と感じていた。なんと、嬉しいことに、その作者が登場。名をマーゴ・ルナスと云い、女のイラストレータ…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑦

テンプルマン氏の答える映像が再び映し出された。「デイブが来たので歌詞を書くように頼んだ。このときのことが忘れられない。彼はクリップボードを腕に抱えて書き始めた。1940年代の車に乗っていた。そのループを開け、足を前の座席に乗せて書き始めた…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑥

アレックス氏の「神秘的じゃない」という言葉には教えられた。「やっぱり、そうか」とリアリティを感じさせる。薄々判り掛けていた事柄ではあったが、この言葉が背中を押してくれ確信が持てた。表現活動というか、芸術とはこうして生まれるのだ。エディの繰…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑤

そして横に並んで座る兄のアレックスがすぐに続いて話した。「あれは一発目か、二回目の演奏(で録り終えたもの)だ。それなのに、(その後)エディは100回以上の演奏を繰り返した。一発で完璧にできたことを証明するために無駄なことを繰り返した。この…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン④

さて、興味深いシンセのリフの話題に戻るが、これについて番組クルーがエディに質問した。表情は真剣なエディは正直に答えてくれた。「ジャンプのあのオープニング・リフがどこから来たなんかわからない。あの頃はキーボードを良く弾いていて…幼い頃からピア…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン③

ヴァン・ヘイレンとは、兄弟の苗字を冠したバンド名だ。番組クルーは、当時のギター雑誌編集長をニューヨークまで訪ねた。その編集長によると「兄弟は小学生の頃、オランダからアメリカへ移住してきた」のだと言う。小学生までは母国語であるオランダ語を話…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン②

番組は「シンセサイザーの音色が新しい時代を予感させた」と云ったが、言い得て妙だ。中学生当時そういう感覚を持ったのを思い起こす。画面には、当時のプロデューサーのテッド・テンプルマン氏が現れた。そして、しゃべった。結構驚いた。34年目にして、…

テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン①

いやぁ何とも去年なのだが、6月11日の放送は、「ヴァン・ヘイレン」だった。取り上げられたナンバーは「ジャンプ」!。「1984」というタイトルでアルバムを1983年にリリースし、このナンバーはA面2曲目。冒頭、シンセサイザーで始まるリフが「カ…

テレビ「SONG TO SOUL」

この番組はBS-TBSの素晴らしい洋楽音楽番組である。外国アーティストによる数十年前の、往年のヒット曲を取り上げて、その外国アーティストを尋ねて日本人スタッフが現地へ赴き、本人や周囲関係者に当時のことを語ってもらうという番組だ。依然より薄々この…

最近ゲットした音

ご無沙汰である。なんとも早一ヵ月半もサボってしまった。ネタはあったのだが疲れているのと時間が無くて書かなかった。疲れ方は、頑張れば書ける、ぐらいの程度だ。しかし、書くとなると音楽が聴ける時間を失う。さて、3週間前はLPとCDを売却しに新宿へ出…

藤井聡太四段ー5(終)

試合内容を解説者の佐藤会長と中村6段は上手い指し回しだったと振り返った。解説者らは対局場へ同席、森内氏と藤井氏の感想戦が始まった。5、6手が進んだところだったか、会長が森内氏に「矢倉は作戦でしたか?」と問うと「はい、想定してました」と応え…

藤井聡太四段ー4

藤井氏が仕掛けた。森内氏は考慮時間を使って手を読む。中盤で藤井氏より多くを費やし考慮時間は半分以上の差が出る。藤井氏の着手は早く攻勢の手を緩めない。森内氏がとうとう反撃に角を出た。藤井氏は構わずに森内陣を目掛けて、単騎の銀が動いた。攻めが…

藤井聡太四段ー3

2人の試合に戻ろう。戦型は中村大地6段の予想通り、矢倉の出だしとなった。藤井4段は相手の得意を避けない、と話していたのは事実だった。がっぷり四つに組み合うのかと眺めていたら、藤井氏は△6四歩と指した。矢倉戦における偶数の歩突きは、先んじて攻…

藤井聡太四段ー2

彼の言動を見聞きしていると25歳ぐらいの青年と俺にはみえる。27連勝中の頃だったか、昼のテレビを見ていると、師匠の杉本さんが出演していた。小学生の頃のエピソードが披露された。当時の大会で反則負けを喫したことがあるらしい。号泣したのだという…

藤井聡太四段ー1

話題の名古屋出身の中学生棋士である。最近10数年ぶりに再会した将棋の知り合いのFさんから「今度のNHK杯では藤井VS森内の一戦が行われる。しかも生放送とのこと。知っていると思うが念のため通知を」とのありがたきメールが届いた。俺は全く知らなかった…

初めてっぽいー1

先日、中古レコードを渋谷で買った。カーペンターズである。初めて見る国内盤2枚組みである。曲目リストに「マスカレード」なる文字があった。この楽曲が大好きな俺は即買い。この楽曲が収録されているレコードでのベスト盤、これは存在しないと諦めていた…

LP「チャカ・カーン / 恋するハプニング」

月曜日、出勤前にゲット。USオリジナル盤、底抜けダメージ品¥450。前日に特価¥100のCDを300枚放出なる告知メールが来たのだが、このときは行く気はなかった。しかし、翌日の月曜日の午後、行く気が起きてきた。いつもの出勤時刻は13:30ぐら…

ラジオ・ビバリ−ヒルズ

先月の同番組で、高田文夫さんが志村けんさんのことを話していた。これが凄かった。その志村さんが高校生のとき、同級生の女子からビートルズの武道館ライブのチケットを「お前より俺のほうがビートルズを観てきたことを上手にみんなに伝えることが出来る。…

偶然

大した偶然ではない。が、一瞬我を忘れさせる、「なんだ?これ?」と、ぼんやり不思議な現象が俺の身に起こった。最近、「カン」というドイツのロック・グループのCDを¥350という安さに釣られて買ってしまった。ディスクガイドに載る名盤の類いだ。19…

ダブル・ヘッダー:5

子円歌さんは円歌さんの弟子である。円歌さんが司会をしていたとき「初めての女の弟子を取った」と話していたのを覚えている。他界される数年前、この番組で子円歌さんが司会で円歌さんがゲスト出演したのも見た。師弟共演である。テレビではこれが最後の共…

ダブル・ヘッダー:4

池袋に到着。ネットにあるアクセス地図で見たよりもエライ近い。池袋西口の地上出口に出れば、すぐ前方には交番、その後ろのビルに「池袋演芸場」の看板がイキナリ目に入る。歩いて1、2分だろう。当日券を買う。受付の案内譲が言った右横の地下階段が見つ…

ロイ・ブキャナンからサム・クックへ

地元のユニオンでは先週から¥450でロイ・ブキャナンのライブ盤が売られていた。昨日、ユーチューブで聴いてみた。ん〜良かった。若い頃はトッツキニクく、5年ほどの所有期間を経て売却。本日、帰る前、買うために店へ寄った。が、無かった。よりによっ…