テレビ「SONG TO SOUL」ヴァン・ヘイレン⑮

帰宅後、さほど期待せず、針を落とした。冒頭から素晴らしかった。そして″ジャンプ″が素晴らしい。次の曲も良かった。あっという間にA面が終わった。このレコードは実に良いサウンド・プロダクションだったことを自覚、大いに気に入った。ジャケット裏のクレジットにはプロデューサーとエンジニアの名だけが記載されていた。目立つよう意図されたことが伺える。エンジニアはドン・ランディという名前だが、有名なのだろうか。レコード聴き直し作業は、その以前の印象とそう変わらず、結局失敗に期すのだが、今回は例に漏れて、成功と相成った。なんともご機嫌なサウンドだ。知的でねちっこさで情感を出すデイヴ、変幻自在かつトリッキー節が冴え渡るエディ、爽快に決めてくれる元気なアレックスとマイケル、4人が一丸となって全力で走るさまが実に「Yeah!」である。このさき長く友達でいられそうなレコードだ。ところで想い出した、ヴァン・ヘイレンへの以前の苦手意識ー。デイブの声質、ギター音のデカさ、であった。今は、なぜか、ご機嫌でニヤリとする。なんとも不思議、180度真っ逆様だZ。
VAN HALEN - TOP JIMMY (ギターのこのバッキング、他のバンドでここまで煌びやかに弾くギタリストは、そういないよねえこりゃスゴイわ。49)::: https://www.youtube.com/watch?v=njojey7kVYY