一挙に4枚

LP2枚とCD2枚購入のことである。買いリストなるメモを持ち歩いているのだが取り敢えずその枚数は10枚。この日は、不要な将棋本7冊を売却しに神田の神保町の古本街に持って行った。3冊は¥600で買い取ると言う。残りは「要らないなぁ」である。新刊で出ているもの、在庫が余っているそうだ。中にはサイン本もあったが値は付かない。「いやぁ持って帰るの嫌だな」と呟くと店主は「じゃぁ(残りの4冊は)¥200で良ければ」と申し出てくれた。お願いした。あとで考えたのだが、ブックオフも有力では?と思ったが、時すでに遅し。歩いて御茶ノ水のユニオンを目指す。無事に「キップ・ハンラハン/クープ・デ・テテ」を¥1234でゲットできた。実は前日に在庫検索で調べ値段をメールで問い合わせ返信があった。取り置き希望メールはしなかった。買われはしないだろうと踏んで事実大丈夫だった。これは知らなかったアーティストで1996年度作品。菊地成孔さんのラジオで、このアルバムから7曲目の「シャドー・トゥ・シャドー」が掛かり、すぐさま気に入ってしまった。渋谷へ移動。同じくユニオンの5階へ行き、「モーターヘッド/エース・オブ・スペイズ」を¥300で購入。ずうっとLPで探していたが、安値ではあまりに出てきやしないのだ、これが。実は最近遭遇できたと思えば日本盤帯付きで¥9960。買えない買えない。いや然し遂にこの音源がCDながら我が家に入荷した。長かったなぁ。このブツは一度も所有したことがない。初めてだ。ボーナストラックは一曲のみの旧アメリカ盤だが価値が低いらしい。だから¥300なのだろう。次は3階、目ぼしいのは無かった。地下のジャズ&ブラック館へ行く。ソウルの「I」のコーナーへ足が向く。チェックすると最後にあった!「アイズリー・ブラザーズ/3+3」。¥1337と少々高いが「えぇーい、面倒だ、買っちまおう」。25年ぶりの所有か。「don't let be lonley tonight」さえあればいい、もうこれは売らないぞ。店内は21時の閉店のお知らせミュージックが掛かる。俺のほかに二人いた。レジへ行く。さて、足早に店を出ようと何気に左を向くと¥500以下コーナーなるものが目に入った。最近こんな場所に設けやがったか。当然チェック。一人の店員がこっちを見る。うるさいなぁ。なんて思う内「おぉ」。「クルセイダーズ/チェーン・リアクション」が2枚。見開きオリジナルの1975年のアメ盤が¥500、シングル・ジャケの1979年の国内復刻盤が¥300。シングルジャケは場所を取らないからいいなと思ったが、オリジナルを選んだ。レジへ。「いいの見つけちゃった」と言ってやると「よかったです」だと。帰宅して、このジャケを開く。デカデカとしたメンバー写真が迫力ある。「うん、オリジナルでよかった」。クレディットにはエンジニアを褒め称えていた文面があった。聴けば、前作より良い録音だ。これもしばらく所有するとしよう。ユーチューブで試し聴きして3曲目がお目当てだったが、2分30秒ぐらい。良いのに短いんだよなぁ。なお、これは次作か、アレンジを変えて5分ぐらいに延ばし再録されている。
The Crusaders - I Felt The Love (こっちのアレンジもいいねぇ、しかし「チェーン・リアクション」に入っているのがいいかなぁ。1750)::: https://www.youtube.com/watch?v=3SDpAw6lEX4