映画「ブレードランナー」ー9

この映画に携わった多くの人たちが出演し当時を振り返っている。スコット監督、フォード、ヤングら俳優陣、プロデューサーや脚本家、カメラマンに美術担当者など興味深々な人物が登場する。デザイナーのシド・ミードを初めて見れた。また女優のジョアンナ・キャシディが登場、別人のようだったが相変わらず美人で嬉しい気にさせられた。俳優陣はみな、それ相応に年齢を重ねていたのは感慨深い。これは2007年のもの、今は2016年だからさらに9年が経過しており、顔はもっと老けているだろう。他にスコット監督の息子も出演しコメントする。先述の俺が"気を引いた"点だが、この息子の発言で知った。なぜ監督が格闘さながら映画に入れ込んだのか。息子は「撮影中に父の兄が死んだ。父は立ち上がれないくらい深い悲しみに落ちていた。それを忘れようとして映画に打ち込んだ」と神妙な面持ちでその理由を話した。「知らなかった」、俺もその事実を神妙に受け止めた。
渡辺 真知子Fly away (1982年の7作目「そっとふりむいて」から。ジャケ写は、箱根にあるホテルのプールサイド、と最近のラジオで真知子さんは話していた。772) ::: https://www.youtube.com/watch?v=I__chvKWaw8