時間の経過

時間とは、止まっているものではない。進行している。疎遠となりつつあるNHK杯将棋トーナメントを視聴した。偶発的に対戦者を調べたら、加藤桃子×佐藤和俊というカードだったからタイマー録画。3日後に視聴。見ている途中ある事に気付く。対戦者、司会者、記録係、みな20代の若き女流棋士なのだが、俺はこの3女子の子供時分と接点があるのだ。加藤氏とは、遡れば、15年ぐらい前か、世田谷区の三軒茶屋にある将棋道場で対決したことがある。同道場のオーナーであるプロ棋士宮田利男先生が、加藤×俺の手合いを付けたのだ。俺が大駒の飛車を抜いての対戦、結果は俺の勝ち。当時は小学校2年生ぐらいだったか。顔は可愛く、ちっちゃい手で駒を持ち指す、大人用の椅子だから足は床に届かず宙ぶらりん状態だったのを覚えている。今はもう大人に成長し男勝りな鋭い勝負師の顔つきだ。そして、テレビの司会者だが、藤田綾氏だ。以前にNHKの正月の将棋番組で出演していたのを見て知ったのだが、当時は中学生だったはずだ。やはり同じ15年ぐらい前、先述のテレビで見た年だったと思うが、同道場で見た。なにやら研究会のようなものをやっていた。そしてそして、記録係の飯野愛氏。当時は高校生だった。これも同じ場所、同じ年数前ぐらいに初めて会い、対局した。7局ぐらい対戦したか。最初のうちは勝っていたが、あとになってくるとコテンパンにやられた。この3女子、将棋を辞めることなく生業としている。3人とも大人になってしまったのがなんだかおもしろくない。が、考え直すと、将棋が好きで将棋界に身を置いている3人は素晴しいんでないかい。この3女子の小さい頃を知る者は相当少ないと思うが、そういう意味では俺も凄いでしょ、ねっ(笑)。
GARY MOORE - DIAMOND DUST(故人ギャリー・モア。ベックを好きだったのは知っていたが生前3,4年前にこれをカヴァーしていたのは知らなかったなぁ。19392)::: https://www.youtube.com/watch?v=kV-uqP3x11M