テレビ「ROCK CITY」(スティーヴ・ハリス)

ティーヴ・ハリス。この人は、イギリス人のバンド・マン。1980年、独特の激しいサウンドで衝撃の(アルバム)デビューを果たした「アイアン・メイデン」の創始者の一人であり、リーダー兼ベース奏者。結成から35年以上に渡って第一線で活躍中だ。俺は、高校生のときに「メイデン」を知った。ハリスの顔もこの時だ。ブンブンとウナリを上げるハリスのベースは、テクニカルなものは高校生の俺に知る由もなかったが、上手いんだろうと想わせ、カッコイイなぁと感じたものだった。ちなみにもっとカッコイイのを力説すれば、もう一人の創始者・ポール・ディアノのヴォーカル。2週間前、セーソクさんの同番組で、なんと、イキナリ、「さん」付けしよう、ハリスさんが出演。出演といっても、なにもスタジオに現れてセーソクさんとのやり取りが交わされたわけではない。現地でセーソクさんのインタビューに応えるもので、ソファに腰掛けたハリスさんの、やや膝から上の姿が映し出されていた。ハンディ・カメラの類いで撮影した様子で角度を変えて横の姿とか顔のスームは無かった。しかし兎にも角にも、しゃべるハリスさんを初めて接したのだった。人柄はやさしい感じ。これは昔に見た写真からでも感じたが。30年余年の時空を経て遭遇したわけだが、この番組にまたしても感謝の念を抱く。ハリスさんに娘さんが生まれたというインタビュー記事を読んだのが30余年前、娘さんは現在、「アイアン・メイデン」のカヴァー・バンドで、ギターかベースのどちらかを担当しているらしい。
Iron Maiden 1981 - Innocent Exile (1981年の映像というから、2nd「Killers」リリース直後のライブだろう。ドイツに出向いたらしい。この作品は11曲も収録されているのだが、あらゆるジャンルのミュージックやロック・バンド、とりわけヘヴィ・メタルのバンドで曲数が11という多さは中々珍しい現象であろう。そしてインストものが2曲、ハリスさんのコダワリを想わせる。「ラスチャイルド」「キラーズ」が持て囃されるがこのチューン、好きなんだよなぁ。3389)::::: https://www.youtube.com/watch?v=YtnIUOgAx6c