ケーシー高峰さん

２１日のテレビ「笑点」に出演。そんな久し振りでもなく拝見。さらに老けたように見えた。現役なのが嬉しい。が、持ち味のしつこさ、ねちっこさが以前より不足していると感じた。また１３日か、BSテレビで笑点の再放送を見た際、ケーシーさんが出ていた。１５年以上前のものである。６０歳後半〜７０歳代だと思うが、若さを感じた。例の、客への毒づきを存分に発揮していた。「酸性」という下りがあるのだが、これは痛快であった。ケーシーさんは、僕が小さい頃から知っている人だが〝怒ると怖そうだけどおもしろいオジさんだから好き〝という感じで親しんでいた。子どもの頃、母方の祖母の家へ遊びに行ったとき、一緒にテレビを見ていると、ケーシーさんが出ていて、祖母はゲラゲラ笑っていた。ケーシーさんの笑いは大人の笑いである。子どもの俺には、本当のというか、大人じゃなきゃわからない笑いを解すに至るはずもなかった。数年前、爆笑問題と一緒にステージで共演していたのをNHKの正月のテレビで見たが、ケーシーさんがそんなに年を取ったかと思ったのだった。ちなみに、うちの祖母はケーシーさんより一回り上である。既に他界している。

●渡辺 真知子・Ｓａｉｌｉｎｇ　Ｎｉｇｈｔ（１９８３年作の８枚目から、アルバムを締め括るラスト・チューン。ジャケ写も含めて一番好きなアルバムかもしれない。454）：：：；；https://www.youtube.com/watch?v=7GkBl11OBxU