反論する

反論する。大事に思う。欠かせてはいけないと思う。反論するのは、何が大事か、真実はどこにあるのか、を追求したい気持ちがあるからである。場合によっては、自分が正しい、間違っていないことを提示してみせなければならない。なにも相手を言い負かそうというのではない。それに勝ったところで別段の嬉しさなぞ持ち得まい。一瞬スッキリとするかもしれない。が、時間の経過とともに後味は悪くだろう。反論は上手くやらなねばならない。相手に向かって勢いかまけて怒の感情をぶち蒔くことでもない。また、相手に「あなたは素直じゃない」という感覚を持たれない様におもんぱからなければならない。相手に伝えわからさなければならないぐらいの力量が要求されよう。第三者が聞いても「うん」と納得するようなレベルのものでないといけないのだ。むずかしく面倒である。が、反論しなければならない相手には常にこうしたものを用意しておかないと、社会とはやっていけない。
チューン:角松敏生/SEA LINE(いいねぇ。なんともギターの響きがポジティヴ。日本人なら聴くべしって感じ。894) → https://www.youtube.com/watch?v=9d48UD4T-O8