ゲディ・リー、緊急来日ー9

今回のプライベートな用事とは何だろう、ちょっと知りたい。パブリック面では、いままでにプロモーション来日はあったのだろうか。日本でコンサートを開かない、開けないといった状況で、日本の地でテレビ・インタビューを受けるというのは、心持ちや如何にあろうか。セーソクさん側が申し込んだと推測させられるこのインタビュー、ゲディにとってみれば、長きに渡り応援の旗を振り続けてくれるこの大事な友人の頼みだからこそと快諾する一方、少ないとは言え、日本のファンの前に姿を現し語りたい気持ちもあろう。調べたら、ゲディとセーソクさんは同い年みたいだ。画面では、両者のツー・ショットは無かった。残念だ。2人並んで、あるいは向き合ってのやり取りのショットを見てみたかった。その方が面白いと直感したのだ。これは間違いだろうか。画面は、着席したゲディ独りだけで、正面と側面のカットで流れた。この独りだけ映るという現象と対峙し、”わかる人にはわかる”というセーソクさん流の表現でありメッセージであるという風に空想してみた。これまでのスペシャル・インタビューの、ジミー・ペイジ、デイヴ・ギルマー、ロバート・ハルフォードら、偉業を成し遂げたミュージシャンは、画面に一人だけ映し出されていたのがヒントだ。一人だけでいい、皆の心に残る、というところだろうか。 
チューン:Pete Brown & Piblokto! - Aeroplane head woman(聴くのは、6年ぶりか。4783)→ https://www.youtube.com/watch?v=pqYQh8e_Kn0