中野サンプラザにてライブ−6

想い起こせば、ここ4年強、遂ぞ実現、生ボネットさんが歌う「Love’s No Fried」を生聴き!しっかりと力強いその歌声は大い暴れていた。ロックにシートー(トシ:年齢のこと)なぞ関係ネェー、とサンプラザの聴衆を前にして実演して見せた。作詞はロジャー・グローヴァーだと推測するが内容は今一わからない。ん〜、壁にぶち当たり孤独に苛まれる者のお叫び、といったところか。ライブ数日前から、このナンバーが収録されている釻79年のアルバム「ダウン・トゥ・アース」(初めて買ったレコード。1984年だったが)を聴き直している際にライナーノーツを再読した。新加入したボネットの採用はリッチー・ブラックモアの冒険心が見え隠れするという意見が出ていた。ナルほど。この楽曲にしてボネットさんのこの歌唱力を聴く限り、作品自体にその冒険は得意のマジックの如く?見事な成功を紡ぎ出していると見て取れるが、果たして、ファンはこのブラックモアさんの挑戦?にどういう反応を示すのか、という点が注目だったわけだ。ディオさんのあとだけに、その賭け?はハラハラ・ドキドキの非常事態的緊迫感を有していたことを窺わせるが、結果は、新しい支持層をも開拓、ライナーノーツの心配?をよそにアルバムは好セールスを記録した模様だ。
チューン:182
Rainbow - Makin' Love → https://www.youtube.com/watch?v=ogxuC7GA98U