本「野心のすすめ」林真理子著

ブックオフ¥にて¥100で購入。この人がテレビで話しているのを聞いていると、わかりやすく説得力があり好きである。ある日、ブックオフに立ち寄り¥100新書コーナーを見漁っていると、そんな印象を持ち合わせいたせいか、林真理子なる字が目に止まった。それがこの本だ。全体的に「自分が頑張らなきゃダメ」というメッセージであったように思う。林さんて、こういう人だったんだなぁ。林さんへの見方は、小学生のときに初めてテレビで見たときと、今とでは全く違う。自分が小中学生当時は、林さんをおもしろい顔をしていると感覚的にバカにしていたように思う。が、今は違う。顔はとても品性といったものが備わっていまいか。顔写真を見て驚きである。林さん自ら言う、進化している感じだ。この本を読み進めて行くうち、女向けに書かれている本だとわかった。本には、自分の感性に引っ掛かった点に赤、青、緑と3色に分けてペンで線を引いた。おもしろかったのを記す。女が結婚後はどうしたいか、である。若い女が対象のそのアンケート調査があって、それによると「主婦」が多数を占めたらしい。林さんはそれは「わかる気がする」というのである。今では、母親は子どもを脇に抱えながらでも働いている。最近もう当たりまえの光景だが、母親が幼児を自転車の前に乗せて必死の形相で電動自転車を漕いでいる。この姿を見せられたら、「疲れる・たまらない」と、そんな母親業は嫌に思ってそれ以外の選択肢を求めるのも仕方がないと分析していた。なるほどである。おもしろいなと思った。これはやはり国策としてなんとかしないと人口減少は止まらないであろうとも予測していた。確かに、国が手を打たなければどんどん進むばかりな気がする。

チューン;Rainbow/stargazer 3153→ https://www.youtube.com/watch?v=Fdejp_AXfpo