映画「遊星からの物体Xファーストコンタクト」−2

「これか..。」。こういう偶然性の出来事には「ハッ」とさせられるものがある。皆にもこういうことはあろう。考えてみると不思議な現象であり面白味がある。すぐさま手に取り「X・MEN」と一緒にレジへ行く。「X・MEN」の2と3は各¥100、「遊星..」は¥190。夜中から観出した。ちょっと前まで実は紙芝居を実演し、その後は友人とご飯を食べていた。帰宅後も満腹だったのだが、観るのは容易かった。通常は満腹なとき映画は観ない。集中出来ずちょっとした場面でもどうしたって見逃す羽目に陥るためである。それは避けなければいけない。そのちょっとした何気ないというような瞬間瞬間の場面が、映画では大事だ。見逃せば宝物を見失う、僕の長年の持論だ。映画も時間芸術である。しかし、この日はそうした普段無い刺激的な時間をさっきまで過ごした興奮が残っておりダルイ満腹感を覚えつつも映画への集中は十分可能だと自覚出来た。それに、すぐの就寝はなんか嫌で出来ないし、この興奮を鎮めがてら映画を観ようという気持ちに傾いた。「スリル感が走る」とは異にするが、精神集中の材料は揃った感じだ(365)。
選曲:Darryl Way's Wolf- Chanson Sans Paroles(アルバム「Canis Lupus」から、民謡を想わせるメロディの調べに乗ったユーモラス?な起承転結あるカッコいいインスト曲。1973年リリース。ヴァイオリンのダリル・ウェイが結成したイギリスのグループ。 この人は以前、カーヴド・エアーというグループを率いていた。ギターは、後にソフト・マシーンに加入するジョン・イサリッジ。計3枚のアルバムを残して解散)→http://www.youtube.com/watch?v=axtZyInJ-x8