A級順位戦ー4

この時期の我が将棋熱は何処へ行ったのか。将棋クラブへ行く回数は減少し、あんなに楽しみだった毎週日曜日のNHK杯観戦も楽しみが薄れるといった、かつての将棋への想いは見る見るうちに冷めて行ったのだった。ただ唯一インターネットでの将棋対戦は継続していた。とまぁ、将棋観戦とは大きな溝を作ったわけだが、どうも、BS放送を辞めてからそれに拍車が掛かって縁遠くなったと回想する。今回のこのダイジェスト企画番組はNHKとしては初めてであろう。もっと早くに気付き、とっくの昔からやってれば良かったのに。さて、今期の結果だが僕は知らなかった。これが行われた日は、ボディ・ケアとリフレクソロジーのそりゃもう厳しい研修の真っ最中である。将棋どころじゃないのは言うまでも無い、てなことは過去のこと。番組を見始めれば、楽しみながら結果の進行を見守る自分に気付く。当時の気分を想い出す。やはり忘れ難き味だ。渋みがあって良い、が、当時ほどのスリルは沸き起こらなかった。なぜなのか。寂しい故か、ちょっと分析を試みてみたいところではある。さて、実は、今期は谷川さんが陥落の危険性があることは知っていた。去年コンビニで「週間将棋」という隔週で発行される新聞で途中経過をチラ見したのだ。つまり、今期名人挑戦者が誰それであるというより「谷川さんは大丈夫か?」と心配だったのだ。僕が谷川さんを初めて知ったのは中学2年生で、史上初の若き21歳名人に輝いたときだ。途中十数年ブランクがあるものの、この頃からのファンである。いや、兎に角カッコ良かったわけ。
MSG/ガール・フロム・アップタウン(3003)→http://www.youtube.com/watch?v=M14TkoMhiV8 前回「ダンサー」のシングル盤のB面の楽曲。当時のアルバム(アソート・アタック:1982年リリース)には「不向き?」とされて収録されなかった。なお、CDで購入の際は収録盤と未収録盤があるから要注意。