最近はテレビ界で故人が続出ですね

先月の桑名正博さん、そしてそのすぐに藤本義一さん、今月も故人が出た。森光子さんである。昨日ニュースで先週亡くなっていたことを知って、本日の夕方、その後の新しい動きをウォッチするため夕方のニュースを見ていた。するとその放送中、また一人、本日の朝8時半頃亡くなったという速報が出た。三宅久之さんである。ちょっと前に退院して自宅で静養中トイレで急変したとのこと。たまに「テレビ・タックル」という番組を見ていた。三宅さんが何を話すのだろう、三宅さんだったらどういう考えなのだろう、と知りたくて見たのだ。近所にこういう人がいたらなぁと思った人。森さんに戻って、その訃報ニュースを見ていると、女優としての演技、司会者、コメンテーター、コント出演での演技など色々な昔の映像が現れた。ん〜、凄かった。この人は格が違う。しかし長い、20年もの不遇時代があったというのは意外だった。41歳で舞台「放浪記」を切っ掛けに国民的女優の道を歩み始めたとのこと。死を惜しむテレビ・タレントたちの電話の談話も流れた。中でも大橋巨泉さんは「100点満点の芸能人」と話していた。大橋さんは辛口と好き嫌いを極端に出す方だと思うが、人を褒めるのはそうそう無いはず。僕が気を引いたエピソードは、若き20代に東京進出を考えていたとき、ミヤコ蝶々さんに「やめとき。また一からやり直しやで。ギャラも下がるで」と言われた、というもの。やがてその想いを実行する。東京では評価が高いが、地元?の大阪では低かった。というか、凄い人たちがいたから上に上がれない状況だたったらしい。ミヤコ蝶々さんなんていうのはその凄い人の筆頭であろう。東京から大阪に戻って仕事をすると実際ギャラが下がったと笑っていた。