小田急線上部利用シンポジウム-1

4月12日、件名のイベントがあり行って来た。世田谷区主催で保坂展人区長の司会進行のもと、北沢タウンホール12階にて行われた。19:00〜21:30の長丁場。先着定員80名の申し込み制であるとは前もって聞いて知っていたのだが、当日行けるかどうかわからないので申し込まなかった。今日、行けることがはっきりした。行った。タウンホール最上階12階に着きエレベータから出るや否や、いやー、人がたくさん居るのに驚き。ここは別称「スカイホール」と云うが、何回も来て知っているが、過去5年間、こんな人だかり状態の光景を見たのは今回が初めて。1階からエレベータで一緒になったSさんは全然驚きを見せず無反応。僕は申し込んでいないため会場入り出来ず、Sさんは会場へ。僕は同階別室で設けられた席に付き、会場内の進行の様子をモニターで見聞きすることになった。他に10数名いたか。あとで聞くところによると、11階にも定員〆切で漏れた人たちのために急遽スペースが用意されてモニターで見聞きしていたらしい。手渡された冊子にシンポジウム目的の記載があるが省略する。プログラムはというと「19:00:開会・区長挨拶、19:05:基調講演・涌井史郎氏、19:35・上部利用計画の検討経過について、19:50・パネルディスカッション(6人)、20:50・閉会」である。予定時間がオーバーし、ケツも痛かったが、涌井さんの話しは良かった。どこかで見たような顔だと思ったが、講演中、NHK番組「ブラタモリ」に関わっているとの一節が出た。「こう言っちゃまずいですが、当時NHKタモリさんの関係は悪かった。僕はタモリさんにブラブラ歩いてもらうだけでの番組でいいんじゃない?と話した。そして始まることになり、ああいう番組の体裁になった」とのこと。帰宅後ネットで検索するとレギュラーのTV出演があるようだ。会場の人の多さはこれが起因しているのではないか。区長目当てもあるか。こういうテーマでのシンポはといえば、聴衆席はリタイアされた年齢であろう方の姿しか目に付かない光景が目に浮かぶが、今日はそれとは異なる。若めの中年(?)が多いし、それに女(やはり若めの中年:笑)も目に付いた。氏の話しに接してみると、まちづくりについて考えるとき、僕が強く思っているところと一致させられる点があった。とりあえず信用出来そうな人物だと思う。果たして、どうであろう。もっと調べないといかんね。氏の話した内容は、メモしておいたので後日報告しよう。今日は、午前中から自転車に跨り、杉並区は西武新宿線「井荻」駅まで転すに至る。何だかんだ云って、ズルズルと「井荻」駅まで距離が伸びしてしまったのだった。ここはかつて僕がスリルと冒険を求めて一人暮らしを始めた地である。