映画「タクシー・ドライバー」ー2

4ヶ月分とは8月〜11月まで。もう録り過ぎでHDのタイトル総数が300までになった。これは容量限界点であり、これ以上録画出来ないことを意味する。タイトルを減らさねば、他に録画したい番組(笑点、将棋対局番組、NHK日曜討論NHKニュース7、ガンコちゃん、ワンポイント介護、田勢さんの番組、TBSの日曜日18:30〜の番組、NHK早朝の演芸番組、千原ジュニアの深夜8チャンネル)を機器は録画してくれない。というわけで、そろそろ上沼さん出演の生活笑百科をまとめようと相成った。たくさんあるからこれを減らせば大分余裕が生まれる。うちはケーブルテレビでアナログ変換とやらである。録画したものはコピーガードが入る。ディスクに落とす際、DVD-Rはダメ。DVD-RWでないとダビング出来ない。畜生め。RWは高いんだよぉ。ところで我が家にはTVから録ったDVDは500枚近くあるんじゃねえだろうか。もう買いたくねえ。買っちゃいけねえ、これは。もう増やしたくねぇ。というわけでRWを使い回すことに...。で、探したんだが中々NE-e。RWディスクをチェックしていると暫くはミュージックものと朝日ニュースターのものが続く。見返したら全て貴重なものばかり。消去出来ねえ。そしてポツリ、マジックで書いた〝タクシードライバー〝なるディスクが顔を出した。「映画ならいいや」と今はもう熱心な映画ファンから遠ざかっていることも手伝い、これを使い回すことにした。ダビングを早く決行したかったが留まったのだった。「前回観てから久しいよなぁ。25歳ぐらいで初めて観てぇ、観た回数は5,6回かなぁ」と一瞬振り返った。「ちょっと、冒頭のシーン(バーナード・ハーマンの音楽が聴こえたと思ったら白い煙の中から突如としてタクシー:イエロー・キャブ)がスローで画面に大きく現れる)観てみるかぁ」と軽い気持ちでディスクをインサートし再生する。床に胡坐をかき両腕を後ろに手を付きTV画面に向いて始まるのを待つ。〝チャッチャッチャッ..."と音楽が来た。「おっ、うん」とニヤ付く。白い煙が画面一杯に拡がる。そしてすぐにタクシーがドバーンと現れた。「かっこいい」。ジ〜ンと頭がしびれる。「っぁはぁー、やっぱりいいー」。