マイルス・デイヴィス自叙伝②

ところで、この自叙伝、単行本としては1990年に出版され、10年後の2000年に文庫化。俺は、去年3月、これを某レコード店で安く買った。そして同年12月に読み始めた。単行本、文庫本が出たとき俺は全く知らなかった。マイルス自体は1988年に知っていた。プログレやハードロック好きの俺だったが、これではいけないと想い「ジャズも聴かなきゃ」と買ったのが「カインド・オブ・ブルー」。聴いていて暇でしようがなかったが売らずにいた珍しい一品。「大人になってからわかるのかなぁ」と想い続けて売らなかった。それが良かった。ま、売却したとしても聴きたきゃ買ってたと思う。最近になり漸く繰り返し聴き出している状況たなのだが、実にイイ。マイルスは勿論、コルトレーンとアダリーらによるサキソフォンの演奏が最高だ。マイルスは単行本が出た1年後の1991年に他界した。訃報は当日、出勤前の朝、ラジオで知った。バイト勤務先に着き同僚たちにマイルス訃報を話すとみんな知っていた。
Charlie Parker - Ah Leu Cha (「オーリューチャ」。トランペットはマイルス。俺は、相手がコルトレーンのバージョンで知った。テンポは数段はやくてスリル満点。オリジナルはこんなにゆっくりだったのかぁと驚く。しかし、パーカーの音はイイなぁ。56)::: https://www.youtube.com/watch?v=RSqAEwBvFJU