足を組むー続

数日前、日米首脳会談があった。NHKニュース7は多くの時間を割いていた。その流れたツーショットの映像シーンは、両者が御対面して握手に抱擁、室内へ場を移し報道陣に対し着席して互いに笑顔で握手、両夫人を交えた食事歓談の様子及びその4人がトランプ氏自家用飛行機へ乗り入れる、この4つぐらいが思い出される。様々な情勢、進行予想、思惑が報道されていたが、俺個人がマニアックにも気になったのは、トランプ氏の「足を組んでいる」映像が流れなかったことだ。足は組まなかったのだろうか。否、組んでいる映像は実在するが、NHKの意図で流さなかったのだろうか。これはわからない。取り敢えず、組んでいないと受け止めてみるか。もし組んでいたら、氏の言動、アメリカン・ファースト政策とは別に、俺は取り敢えず氏に嫌悪感を抱いちまうだろうなぁ。小さいことかなぁ、細かいかなぁ。でも、嫌なんだよなぁ。足を組むってのは、なんか心理的に相手に対して、上から目線で応じる振る舞いとして俺の目には映っちまう。お互い対等に合い交えようという心意気が感じられないのだ。アジアの中でも取り分け日本に住む者の特有の感覚なんかねぇ。俺以外の日本人は同じ想いは抱くだろうか、抱かないだろうか。足を組むのは、アメリカでは「リラックスする」という普通の習慣としての観念であるやに聞いた覚えがあるが、トップの振る舞いとしては如何なものか。この、人目に晒されながらも足を組む姿、これは、見た人それぞれの好き嫌いで片付く問題であり良くも悪くもないのであろうか。俺のピンポイントな強いコダワリに過ぎないのだろうか。
Toots Thielemans Performs Leave A Tender Moment Alone ビリー・ジョエル作曲。ハーモニカ奏者は故トゥーツ・シーメンタル。このとき80歳近いだろうか。いや、素晴しい演奏です。1982年ぐらいか、クインシー・ジョーンズが武道館でライブをやったとき、ご一緒だったではないだろうか。4156)::: https://www.youtube.com/watch?v=_u09hK9EijA