ソフト・マシーンのLP

ソフト・マシーンのLP2枚組みの入手に至った。初期2作のカップリングだ。2イン1のCDなら10数年のあいだ所有していた。が、先々月に売却したのだった。LPで聴きたいと思い、CDを手放したわけだ。売却する前、シモキタにて\1800で売られていたのは知っていた。これはフランス盤である。CD売却後、コヤツを買いに行ったが他の輩に買われちまっていた。あれから一ヵ月半、ある研修の帰りがてら、渋谷の某店へ立ち寄り、新入荷コーナーを漁っていたら、コヤツと遭遇!今度のはフランス盤でなく、アメリカ盤だ。ゲートフォールド(折り畳み)仕様でなく、シングル・ジャケットにLP2枚が入っている。ジャケのデザインは「はて?なんか見たことある」と眺めていたら、思い出した。雑誌のレコード・コレクターズのカラーページに掲載されていたものなのだ。これは1991年のソフトマシーン特集号だ。これは自宅にある。マシーンは好きだから売らずに残していた。さて、この盤、きっと珍しいタイプなのだろう。だから掲載されていたにちがいない。しかしジャケの絵はなんともヘンテコリンで笑えちまう。1973年に発売されたようだ。マシーンは1968年にデビューだから、5年後に出された代物だ。いやぁ、LPで手に入って良かった。しかも案外早くに、しかも面白いアメリカ盤(こうした初期2作のカップリングは他に4カ国ぐらいで出ているみたい)で、しかも\1300という安さで。ラッキーだったなー。聴きそうもないモノたちを売り飛ばせば、必要なモノが飛び込んでくる。これで、マシーンのLPは1・2・3と揃ってくれた。マシーンはこの3枚を聴いとけばいいなっ、うむ。ロックレコードにおけるひとつの目標達成。あと残るは、ニュ−クリアス2枚の入手。
Soft Machine - So Boot If At All (ファーストのA面ラスト。マイク・ラトリッジのサイケなオルガン・ソロ、ケビン・エアーズのユーモアあるベース・ライン、ロバート・ワイアットの達者な太鼓の捌きは聴く者を和ませる。1680)::: https://www.youtube.com/watch?v=j1ddtL2Y6Kc