テレビ「ROCK CITY」(マイケル・シェンカー)再考

約一ヶ月前、同番組でシェンカーのインタビューが流れた。約一年前、シェンカーは来日公演を果たした。ちょっとだけだが例のボネットとの共演が果たされた。一年前のこの公演、これが行われる一週間前とかに、このテレビ番組にシェンカーとボネットが出演することを期待していたのを俺はいま思い出した。しかしそれは無かったのだ。「折角だからやればいいのに…」と思いつつ何かの事情で実現できないのかなどと慰めに近い形で思考停止、諦めを付けた。しかし、何かの事情って何だ?と思い返さずにいられなかった。今から一ヶ月前のシェンカーの番組出演に際し、気付いたと云おうか読みが働いた。それは、2015年のライブの時点で、翌2016年にシェンカー・フェストを開催しよう、だからこのときの2015年にインタビューは行わず2016年にしよう、と決めていたということだ。2016年であれば、3人のヴォーカリスト、グレンとマッケンナ、いわばMSGの黄金時代を支えたメンツが一同に揃ってのテレビ出演も可能だ。2015年も2016年もインタビューをやったらちょっとおかしいだろう。う〜ん、この読み、相当に妄想の域に入ってるか。そうさなぁ、シェンカーっていう人は、テレビで見聞きしていると、秘密主義的なところがあるかもしらんなぁ。ファンの驚きを半減させないために事前に情報を教えたがらないというか…。だから、来月8月までにあと1回ぐらい出て欲しかったが、もう無いか。「ハーイ、ジャパニーズ・ファン、ライブ会場で会おう。見所はたくさんある。大いに楽しんでくれ」みたいな感じで他のメンツにも出演して欲しいが、無理かなぁ。ところで、このコンサート、DVDでの発売を切に願う。カメラ・ワークは1984年のハマースミスオデオンみたいに切り替えが激しくなく(1984年のキング・クリムゾン来日公演と同様なカメラ・ワーク)ゆっくりじっくり、照明もメンバーの姿がはっきり映るようにカラー無しのシンプルな灯りでよい。
Captain Beefheart - The Floppy Boot Stomp (親分はアメリカ人だがイギリスはヴァージン・レコードへ移籍し1980年代に突入、後期の活動に入った第3弾アルバム「シャイニー・ビースト」から一発目。151) ::: https://www.youtube.com/watch?v=qVRz63_Px_s