「ふぅー」

今から2時間前の昨日、部屋内をほんの少し片付け、止めた。続けると遅くまで掛かるから見切りを付ける。キッチンルームへ行き、散乱したモノを片付けあるいは捨てる。ハンガーに掛けた未洗濯の防寒着、これをトイレのドアノブに掛けている。部屋内だと邪魔だからここに掛けたがやはり目に付き邪魔だ。早く洗濯して押入れにと思いながら、取り合えず外のベランダへ出そうと持ち上げた。すると、ゾロゾロゾロと駆け足で黒い物体「G」が俺の素足を目掛けて向かって来た。「おっ」と咄嗟に左足を上げる。接触するわけにいかん。2センチぐらいで避けれた。危ねぇ。Gはそのまま真直ぐ玄関方面へ突進した。「よーし」。広いところで格闘しやすい。こっちが大有利。Gは一時停止。俺に丸見えである。好便に叩くための雑誌を手中に収める。これまでにない万全の臨戦体勢だ。まだ隅っこよりに位置している。「さぁもう少し動いて隅から離れてくれ」と俺はしゃがんで身構えた。30秒ぐらい動かない。少し、気が緩む。しゃがみ直そうと少し立つと動いた。いきなり180度転換して引き返しを図った。いやぁ流石の見事な俊敏な動きに恐れ入るのが先立つも、狭い方へ行かれては敗北してしまう。行かないでくれ!と雑誌でソフトに反対方向へ押しやる。汁が出ると困るから叩かなかった。これが当たり所が良かったようで、奴は引っくり返って弱った。仕留められたのだ。「ふぅー」。ゴミ箱へポイ。お湯を沸かす。インスタントホットコーヒーをこしらえる。安堵感ととも飲むコーヒーは格別であった。今回撃退劇は、俺の気まぐれで起こした片付け作業が功を奏した形である。こ奴には3回逃げられた。逃げの早い勘の良い奴だった。多分、♀かもしれない。バカな奴はすぐ俺に仕留められる。多分♂だろうことを考えた。残すはあと1匹、今回より一回り小さめの奴だ。3日前、風呂場に居たが浴槽下へ逃げられた。いま、風呂のドアは開けたままにしている。部屋のどこかにに潜んでいる。
John Coltrane - Mr. P.C.ジョン・コルトレーンの初耳は中2のとき。NHK・FMでタモリさんのジャズ番組のオープニングで掛かった「マイ・フェイバリット・シングス」。この頃は歌謡曲とビリージョエルに執心していたが、これは「良いなぁ」と思ったんだよな。だからといって嵌ることは無かった。1960年作「ジャイアント・ステップ」から。いやぁ傾聴。1634)::: https://www.youtube.com/watch?v=1gU8nbHiakw&list=PLd56fNeWVkFnxez0WyssxQDwjZGB38gYY&index=7