あれから3匹

1匹出た。真夜中に目覚め、台所へ行くと、テーブルの上に居た。叩きやすいポジションであるが、やりにくい。それは、ゴキブリ汁が飛び散ると嫌だからである。そうこうするうち隙間に行かれた。「ちきしょー」。行く先を追う。炊飯器の下でジーッとしている。成り行きを見守る。身体の向きが180度転換、こっちを振り向いた。チョロチョロッと足が動き、こっちへ向かってくる気配。しかし、また180度転換し、チョロチョロッと元に戻る。「くぁー!もう!バカ!」。明日は労働、まだ就寝を続けなあかんのにー。これじゃ寝られない。熱湯作戦に打って出る。沸いた。ヤカンでは失敗しそうだから、茶碗に熱湯を移す。奥に潜むゴキヤロウを目掛けて、テーブル上に熱湯をサァーと前方へ流す。カサカサカサ。逃げられた。すると、ヤロウ、うまくコンビニのゴミ袋の中へ落ちてくれた。すぐに口を閉める。意外な仕留め方だが、ま、結果オーライ。この間、10〜15分か。台所下から、5年ぐらい未使用のゴキブリホイホイが出て来た。「使ってみるか」と封を開け、仕掛けた。安心して床に就いた。翌朝、1匹でけぇのが掛かっていた。「ガクゥ」。ガムテで封鎖した箇所は、効き目なしだったのが判明。どこだ?2日後。帰宅後、台所へ行き、炊飯器のフタを上げると、ガサガサガサ!。「おおぉっ」。ガサガサ、スルリ。消えた。ガチョーン
Captain Beefheart - Bat Chain Puller(後期の親分のライブ映像。1980年にフランスのテレビで放送された模様。309793) ::: https://www.youtube.com/watch?v=17cr_WVdWmo