地方選挙結果ー1

自分が投票した候補者は上位で当選した。そっかー、しまった〜、この人は安定していたのかぁ〜、浅はかだった。別の無所属議員に入れれば良かったと失敗感を持って振り返りつつ、いままで我が区の区議員の顔、名前なんかほとんど知らなかったのが実情の自分だった事実と直面し思考がフリーズした。区民として区政への関心は低いと指摘されても反論できないわけだ。自分が選んだ候補者は、選挙投票日の一週間ぐらい前に我がポストへ宣伝チラシが投函しており、見ると中々良いと判断できた。兎にも角にも税金の無駄使いの調査報告が秀逸だった。市民区民にわかりやすい内容に誠実さを感じた。ほとんどの立候補者は「私はこういう政策」と部分的なものだったが、この人は、先ずは無駄に税金を使うべきでないという立場を優先させているのがとても気に入った。政策論が優先すると、みんながそれぞれの立場でとやかく言い出す。それはそれとして、第一は、各世代層の区民に共通する最低限の生活が税金の補助によって保障されることである。考えると、要らない公的な機関はたくさんある。僕に言わせれば、公園、図書館、新規道路工事。これらの税の出所は区民税とは別にガソリン税もあろう。余ったガソリン税は無理して道路事業に費やさず、福祉に回しても批判の対象にはならないと俺も思う。道路は土木課、医療は福祉課と縦割り行政で我関せずと税金流出の確保に努めず、役所同士が横の繋がりを持てば世の中の問題は軽減が図れるはず。たとえば、ガソリン税がたくさん入る土木課といったものが、財政が厳しい福祉課といったものへ寄付する。政治家がそういう法案を情熱を持って作ればよい。ガソリン税を払う者の中には「そんなことするなら今より安くしろ」と反発も出よう。これは大いに正論。こういう世の中になると、シメタものでニンマリしてしまう。人々の関心が高まって国民的議論にまで発展し盛り上がれば、ガソリン税も見直されて低くなる局面は有り得る。大きな税収であるが故に財務省官僚が「そうはさせじ」と阻止を図るのは言わずもがなだが、これに依存している構造ではいつまで経ってもこのギスギスした社会から抜け出せないに違いない。ガソリン税が高くて金が余るから、新しい道路を作ろうという発想程度のままなのだ。税金の無駄使いを真剣に考えるとはこういうこと。長くなっちゃった、か。いや、大丈夫。3390
チューン:Phil Upchurch - Cold Sweat → https://www.youtube.com/watch?v=KFRnnO4WIqU