愛川欽也さん死去

愛川さんが他界されて一週間が経とうとしている。若い頃にテレビでよく見かけていた。もちろん好きでもあった。愛川さんとはこの20数年間はテレビながら疎遠であった。労働の休日、午前に起床しテレビを付けると訃報のニュースが流れていた。午後、母の家を訪ね帰宅してからタイマー録画しておいたテレビ「ミヤネ屋」を視聴。愛川さん訃報のニュースである。やがて、大橋巨泉が電話で生出演。司会者・宮根氏との談話は10数分間つづいた。放送中に大橋さんの最近のものと思しき写真が現れたが、これがビックリ、言葉を失う。頬が痩せ落ちている。「キンキンは好きだった。なぜ好きかといえば、俺と同じで性格が明るいから」「(あの世に行くのは)次は俺だな」と話していたが、声のトーンは、かつての元気な勢いのある大橋さんのものはなく、我が身に寂しさを覚えたのだった。大橋さんがガンと闘っているのは以前に知っていたが、出た写真の状況ではかなりやられていた。タイマー録画したラジオ「久米宏ラジオなんですけど」で、生前にゲスト出演した愛川さんの声が再生された。元気であった。「あぁー、そうだっ。こういう明るさの人だったんだ」と想い出した。キンキンが笑うと、こっちまでも笑っちゃう。テレビで見ていた当時、元気をもらっていたんだという記憶が甦る。元気は自分で作り出すもの、と意見があろう。が、人からもらうのも良いものだ。
チューン:Rush- The Weapon(501)→https://www.youtube.com/watch?v=7cyVyi9aagk