こんなことあるのか

本日は休日。ちょっとユニオンまで出掛けてみた。いや、たった10〜15パーセントのセールしか催してなかった。ガックリ。いつもより丁寧に探してみるが価格が高いから買えない。雨はまだ降らずにいてくれそうだ。さらに粘って店内を歩き、DVDを物色。すると、隣の部屋のヒップホップのコーナーから良い歌謡曲が流れてきた。この女歌手は誰だろう?結構良い歌唱だ。次に掛かったのが驚き。「なんだ、こりゃ」。すぐさまスピーカーの前へ赴く。「こんなことあるのか」。掛かった曲、それは渡辺真知子さんの「Welcome to Yokosuka」だ。俺は大好きなのだ。ちらっと、受付係に目をやる。掛けてるのは誰か。三十路前後の女だった。スピーカーの前に位置して終わりまで聴き届ける。真知子さんの声は若かった。否、しっかり自立した大人の女の意思を表す声であった。あんまり良いスピーカーではなかったが、聴いたのは久々、一年半以上経過している。いや、然し、こういう店で真知子さんの、しかもシングル化していないナンバーが流れるなんていう誰も予想だにしない現象に遭遇し「こんなことあるのか」と、俺のみぞ知るその嬉しさをほくそ笑みつつ、不思議な旅行をしたような気分が沸き上がる中、店外へ出れば結構な雨が降っていた。自転車に跨り、濡れながら帰宅した。
チューン:ボクらの時代1 岩崎宏美×渡辺真知子×大橋純子(100) 
     →https://www.youtube.com/watch?v=an8BzuWMgy4
     ボクらの時代2 岩崎宏美×渡辺真知子×大橋純子 
     →https://www.youtube.com/watch?v=gvhppZEClWM(138)