「機動戦士〝Z〝ガンダム」ー2(終)

先々月の9月初旬に見終えた。全巻15巻ぐらいだったか。シモキタにあるレンタルDVDのドラマで毎週火曜日に5巻づつ借り、凡そ1ヵ月で全話を見切った。借りて来て一度見出すと続けて見たくなり、翌日は労働が待っているのに「ま、いいか、見よう」と睡眠時間を削って深夜にまで及んで見てしまうのだった。一巻につき一時間半の収録だ。一週間レンタルだが、2日間ぐらいで終わってしまった。とは言うものの、僕を惹き付けるほどの内容を引っさげてはくれなかった。全体を通じて、見応え感は薄かった。初代ガンダムのキャラクターたちがもっと頻繁に登場してほしかった、ということに尽きる。複数での登場場面があまりに少ないのだ。初代のキャラクターたち同士の絡みとなるとさらに少ない。一年戦争終了から7年後という設定なのだが、ここは是非とも色々と描いて欲しかった。また、ブライトとシャアのやりとりもギラギラしたものはない。かつてはお互い敵同士で激しく合いまみえたはずなのに淡々としている。もっと濃くてもよいのになぁ。いいところもある。アムロの描かれ方、シャアの立ち位置、その行動力。新キャラクターたちでも、女たちは良いのが多かった。さて、大事なモビル・スーツの戦闘シーン・・・これはいただけない。何をどう闘ってるのかわからずカッコ良さも無かった。勤務先の”Z”ファンは「キュベレイ」というモビル・スーツの大ファンなのだが、確かに、これは良かった。最初はそう思わなかったが段々と好きになってきた。ずうっと眺めていたい良いデザインだと思う。セイラはシャアの妹だという事実を、ブライト以外の者は知っているのだろうか。
チューン:ギランのシークレット・オブ・ダンス(イアン・ギラン率いるそのバンド名も「ギラン」、1978年のライブ。場所は東京と思われる。すごいシャウティングですぞ。18019) → https://www.youtube.com/watch?v=5lvKkkY8FhE