生の古今亭菊之丞(ここんてい・きくのじょう)さんを見たー7

開口一番の入船亭さん、元気ハツラツ清々しい声が眩しい。枕口上も楽しく僕も普段あぁ言えたらなぁと思った。いま言おうと思っても、もう言えない。忘れた。柳家さんは自作の落語。ウルトラマンをモチーフに取りつつ、主人公がある女に恋心を抱いたその行く末の話し。そのマニアックな要素を散りばめられた場面ではギャースカギャ−スカと騒々しいが最後は綺麗にシンミリと終わる。3日後に思ったが「芝浜」っぽい、のか、な。三遊亭さんは、古典だと思うが話しは分かりやすかった。表情に力が入っての、頑張っている落語だった。これまた3日後に知ったが、いま売り出し中の若手落語家だそうである。さぁ、菊之丞。二席だった。