LP「RUSH/Signals」

約4ヶ月振り。早いのう。ネタはあるが、日記っちゅうもんは考えて書かなければならないから疲れるゆえ決行出来ず。標題は探しているブツ。RUSHはカナダ出身の3人組で1968年にデビュー、このアルバムはstudio作としては9枚目で1982年発表。僕ちゃんはティーン・エイジャーの頃1988年に初めてこれを耳にした。当時住んでいた最寄の長津田駅前の路地を入ったレンタル・レコード屋で¥240で借りたなぁ。テープに録ってラジカセを膝の上に置き聴いたなぁ(間も無く渋谷某で¥900の中古LPを入手)。結構聴いたよ。ここ最近、このアルバムの中で好きな2曲が頭の中で良く鳴る。それは「Chemistry」「The Weapon」。このアルバムは大転換を果したアルバムで、キーボードを大きく導入そして以前からちらちら見せ始めていたポップな要素を爆発して全編シンプルな仕上がり。RUSHといえば、そりゃもう複雑な曲構成、緩急自在な演奏、強力なリズム隊に乗っかったギター・サウンドが主役の、特に4作目から前作までがファンの間で圧倒的な支持を持って迎えられていた(と思う)。当時の僕ちゃんもその時期のRUSHに魅力を感じていた一人。しかし現在の2011年においてはそういった評価も大分様変わりしているであろう。このsignalsのライナー・ノーツで伊藤政則さんは「マーケットを意識した作りだけで評価を結論付けるのは間違い。進化したラッシュのサウンドが聴ける」みたいな紹介をしていたと記憶している。僕ちゃんは「へぇ〜こういうの進化した、というのかー?難しいな。よくわからないなー。」と考えていたっけ。今では何となくわかる。RUSHは色々チャレンジして今までにないものをこしらえてみたかったのだ。やるからにはとことん良い物を作り上げねばならぬという根性も良ーく窺い知れる。計算が行き届いてる気がする。RUSHに半端なところは無い。ところで当時の僕ちゃんは5枚目「Hemisphere」が一番好きだった。が、今から18年ぐらい前にRUSHは飽きてしまって揃えたアルバムは全部売っちゃった。でもこれエエネェ。¥〇〇〇で買いまっいしょ。→ http://www.youtube.com/watch?v=c0QKUWg6f1I