LP「Billie Holiday/Joe Beck/Booker Ervin/Toots Thielemans」

先日、三軒茶屋某にて標題のブツ4枚購入。15%引きセールである。①ビリー・ホリデイ/奇妙な果実〜別テイク集(160)②ジョー・ベック/ベック(120)③ブッカー・アービンス/ペースブック(120)④トゥーツ・シーメンタル/ロマンチックじゃない(60)で¥460。①は二十歳のとき買ってあまり聴かず3,4年して売って以来所有していなかった。まずいと云うべきだろう。ターンテーブルに乗せて聴くのは何年ぶりか考えるのは恐ろしい。聴いた。女らしいね〜。女っちゅうもんはこうかわいいっくなくちゃねぇ、ダメだよねぇ(ナンテネ、ムニャムニャ)。しかし哀しい歌い方のときのビリーはなんとも云えない、黙ってしまう。②とうとう買っちまった。ジャケが取っ付き難く¥500クラスでも手はだしずらく今日まで来た。初めてジャケを見てから19年経つ。音はふ〜ん。デビッド・サンボーンが吹いている。イキが良かったのは確か。③タイトルとそのスペイシーなジャケに惹かれて買った。音のほうは全然スペイシーじゃなかったぜ、ガクッ。④イージーリスニング。ジャケはこのおじさん。後日書くがクインシー・ジョーンズのDVD-Rを今年3月に買ったのだが、それは'81年来日したもので一緒にやって来たのだった。ステージではこのおじさんのコーナーがありハーモニカは吹かないが口笛とギターの巧みな演奏で僕ちゃんの目と耳を大変喜ばせてくれた。もう拍手拍手だったよ。こういうのを芸人というのであろうのぅ、ムニャムニャ。ところで店内はというと山下達郎がずうっと流れていた。いいんだよおー、これがぁ。多分新作だろうねぇ。いやー、良い。達郎さんは「Melodies」「Ride on Time」の2枚だけ持っちょる。その店内で掛かってた「おっ、うっ、いやぇぁっ」だった楽曲の題名はわからんちんだが、その歌詞に新しいものを感じた。テンポはミドルでビートはバックに乗っかって〝ゼネコンが...〝や〝俺の空を返せ〝というのに僕ちゃんはしびれた。分析するに、しびれちゃったそのワケは周辺住民のポストへシモキタ通信なるビラを撒いてシモキタ再開発反対運動に多少なりとも(中途半端ともいえる:笑)関わっているのが大きい。僕ちゃんはレギュラー・メンバー3,4人と分担して大体2,3ヶ月ごとに丸4年に亘り北沢2丁目に配布を続けている(これを読んで撒いてみたいというエライ人!はご連絡頂戴まし!)。しかしどうも歌詞の内容は福島原発のことを指しているかもしれぬ。大半は、僕ちゃん生来のミュージックの聴き方ー歌詞なんちゅうもんは二の次なわけで、何よりも歌い手である達郎さんのボイス、メロディ、リズムに耳が傾いていたもんで、東京のビル乱立・乱開発を指していないかもしれぬ。誰か確認ちてぇね、ムニャムニャ。