LP「スティーリー・ダン/エイジャ」

4月21日、霞ヶ関にある東京地方裁判所の5階の法廷にて日赤高層マンション訴訟の傍聴を終えその原告団の一人に挨拶を済ませて帰り掛け途中の渋谷で一旦足を留めて中古レコード・ハンティングを行なうべく街へ出向く。この地での久々のハンティングである。聴き直したいマイルスが2,3枚残っておりそれを安値でゲット出来ればと思ったのだ。渋谷地区は割合安い。しかし歩くな〜。宇田川交番付近まで行かねばならぬが遠い。面倒くさい。目的地ディスク・ユニオン地下一階のジャズ館へ。マイルスの狙いのブツは残念ながら無し。よくあること。今度は3階のロック館へ。\100コーナーを漁る。ビル・ブラッフォードの「アース・ワークス」、そして兼ねてから再度手に入れ聴き直したいと思っていた標題のブツが出て来た。思い立ってから7ヶ月ぐらい経過したか。頭の中で「JOSIE」「AJA」が鳴り出しそしてなかなか消えずしぶとく居残ってきたのだ。ジャケットはシングルだがこれで構わない、むしろこちらの方で探していた。これに関しては見開きジャケなんて邪魔である。翌日聴いた。15年振りか。良いー!その15年前、ダンは「ガウチョ」のみ所有していれば事足りると判断してこれを残して全て売却した。両アルバムを天秤に掛けると、これでもかと云うほど贅沢な夢見心地なサウンドが埋まっている「ガウチョ」の方がその聴き惚れ度数の高さで軍配は上がるのだが、「エイジャ」もしばらく所有しておこう。惚れ直しちゃった。やっぱり「JOSIE」(アジア系のアメリカ女のファースト・ネイムby英語辞書)が良いんだなァー。この日、合計\200の買い物を済ませたあと、ブック・オフへ行くも目ぼしいもの無くドット疲れ歩き疲れ腰痛くなり白けて帰途に着く。あ、ユニオンの前にレコファンへ行ったのだった。探していたジョン・カーペンター作品のDVD「マウス・オブ・マッドネス」を発見!しかし値段が凄絶で目を疑っちゃう\6980!!!なのよー!。こりゃ買えない、手に取るも完全に諦め棚に戻す。