読書力

岩波新書の「読書力」(斉藤孝)を渋谷のブックオフで100円で買った。渋谷のブックオフは、霞ヶ関までよその団体さんの行政裁判の傍聴をした帰りにいつも寄ることにしている。着くまでに「さぁ、今日はどんな100円本があるかなぁ」と楽しみにできる時間である。この本は約2ヶ月前に買いそして最近読んだ。日記といい、本といい、僕は億劫がり屋だ。しかしところでこの本、とても良かった。なるほどと感心しながら3日間で読み終えてしまった。忘れないように付けた線と付箋がたくさんある。いままでテレビを教科書としてきたが、本の方が断然勉強になることに気付いた。歳を経て少し大人になったせいだろうか、あるときふと「テレビって子供っぽいなぁ」と感じたのだ。これを契機に興味が本へ向かわせたのもある。またそれ以前(6年ぐらい前)には、「人生、とにかく本を読む、仕事するより本を読む!」と作家の百瀬何とかさんというコワモテのおじさんがテレビで発言していたのが忘れらなかった。「そんなに本ていいのかなぁ」と思ったのものだ。