油断バカバカー11

当然、皆が考える事は同じ、俺を含めた一部の乗客は降りずに残る。そこで、ドア付近に居る俺が先頭になる。ここは俺が先に降りるしかないという頭で一杯になる。「くぅぁグズグズ出来んな」と俄かに気合が入る。
チューン:今剛 AGATHA(こん・つよしと読む。日本人のギタリストで今年58歳。35年ぐらい前の作品と推測するが、このギターから流れ出るメロディはなんとも気持ちよく最高。自由奔放とはこのことで無限な解放感を彩っている。僕にとってゴキゲンなギタリストといえば、ジェフ・ベックなのだが、好きなゴキゲンギタリストはいくら居てもよい。今さんを初めて知ったのは、10年ぐらい前。NHK上田正樹が「悲しい色やねん」を歌っているとき、また、柳ジョージが「雨にぬれている」「酔って候」を歌っているときに、今さんがバックでギターを務めていたのを見た。そんな有名な人だと知らなかった。数年前か、フュージョンのディスクガイドブックを眺めていたら、今さんのアルバムが掲載されていた。日本のフュージョンの傑作という解説だった。一昨日、ひょっと思い出してyoutubeで検索し聴く。すごい良い!今(いま)は何度も聴いている。LPレコードで入手したいが、高価なんだろうなぁ、しゃーない、CDでゲットしよう。もっと早くに知っときたかった。日本人の感性は良いよな。1395) → https://www.youtube.com/watch?v=fz_ddJYkRyE