キャバレースワンの涙−9

言い遅れたが、飼い主は二十歳前後の男である。この両者、魂は男女でありながら、生を受けている姿が異なる。しかし、一日間、ポチの願いが叶って、ほんの一瞬であったが飼い主と心が通じ合うに至った。果たして、通じ合ってよかったのか、通じ合ったがために相容れないお互いの関係の悲壮感が増したようでもある。”それ以上はどうにもできない”不条理さを浮き彫りにさせたように映る。なんか寂しい感覚になる。34年前に観た映画「E.T」を想いだした。感じがなんか似てまいか。なんとなく涙腺の刺激を覚えたが、生の劇の力だろうか。
Van Halen - (Oh) Pretty Woman(こうして聴くと、デイブ・リーのヴォーカル、悪くない、良い。言うまでも無く、ギター、ご機嫌な音だ。365):::https://www.youtube.com/watch?v=TeR7hegrBwg